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公開：2024-09-07

ジャックスとネットスターズが決済サービスを連携、POSレジ対応店舗のシステム改修負担軽減へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ジャックスとネットスターズが決済連携開始
• 「ハウスPay」と「StarPay」の連携で利便性向上
• POSレジ対応店舗のシステム改修負担を軽減

ジャックスとネットスターズの決済サービス連携でPOSレジ対応が簡便化

株式会社ジャックスと株式会社ネットスターズは、2024年9月10日より決済サービスの連携を開始すると発表した。ジャックスの「ハウスPay®」とネットスターズの「StarPay」を連携させることで、加盟店はStarPayの店舗用アプリ・決済用端末を使用して決済処理を行うことが可能になる。この連携により、POSレジを利用している加盟店のシステム改修などの負担軽減が期待できるのだ。^[1]

「ハウスPay」は、加盟店オリジナルのPay構築サービスで、販促からお支払いまでを1つのアプリで提供している。このサービスにより、顧客利便性の向上やレジスピードの向上、さらには提携カードの利用率アップによる手数料コストの軽減が期待できる。一方、「StarPay」は、QRコード・クレジットカード・電子マネーとポイントに対応した、各種キャッシュレス決済サービスを一括で申込・管理できるマルチキャッシュレス決済ソリューションだ。

両社は今後も「ハウスPay」および「StarPay」に対し、より利便性に富んだ多彩なサービスの提供に努めていくとしている。この連携により、加盟店は複数の決済サービスを効率的に管理・運用することが可能となり、キャッシュレス決済の導入障壁が低くなることが期待される。消費者にとっても、より多様な支払い方法が提供されることで、利便性が向上するだろう。

ジャックスとネットスターズの決済サービス連携の特徴

マルチキャッシュレス決済ソリューションについて

マルチキャッシュレス決済ソリューションとは、複数の決済方法を一元的に管理・運用できるシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 複数の決済サービスを一括で申込・管理可能
• QRコード、クレジットカード、電子マネーなど多様な決済手段に対応
• 店舗や自動販売機、無人店舗など様々な形態での導入が可能

ネットスターズの提供する「StarPay」は、このマルチキャッシュレス決済ソリューションの一例だ。国内外合わせて50以上のサービスに対応しており、加盟店は複数の決済サービスを効率的に管理・運用することができる。この種のソリューションは、キャッシュレス決済の普及に伴い、今後ますます重要性を増していくと考えられる。

ジャックスとネットスターズの決済サービス連携に関する考察

ジャックスとネットスターズの決済サービス連携は、加盟店にとって大きなメリットをもたらす可能性がある。特にPOSレジを利用している店舗にとっては、システム改修の負担が軽減されることで、新たな決済サービスの導入が容易になるだろう。一方で、複数のサービスが連携することで、セキュリティリスクが高まる可能性も考えられる。

この課題に対しては、両社が協力してセキュリティ対策を強化し、定期的な監査やアップデートを行うことが重要だ。また、加盟店向けのセキュリティ教育や、ユーザーの個人情報保護に関するガイドラインの策定なども必要になるだろう。今後は、AIを活用した不正検知システムの導入や、ブロックチェーン技術を用いた取引の透明性確保など、より高度な技術の導入も期待される。

さらに、この連携を足がかりに、他の決済サービスやポイントサービスとの連携拡大も考えられる。例えば、大手ECサイトのポイントサービスとの連携や、公共交通機関の乗車券システムとの統合など、より包括的な決済エコシステムの構築が期待される。このような展開により、消費者にとっては支払いの利便性が向上し、加盟店にとっては顧客獲得や売上向上につながる可能性がある。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ジャックスとネットスターズが「ハウスPay®」と「StarPay」を連携 | 株式会社ネットスターズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000019526.html, (参照 24-09-07).

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