ファミリーマートがプラスチック製カトラリーの有料化を実施、提供本数の78%削減とプラスチック使用量の77%削減を実現

PR TIMES より
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記事の要約
- ファミリーマートがプラスチック製カトラリーを有料化
- 有料化により提供本数が78%削減を達成
- プラスチック使用量が77%減少を実現
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ファミリーマートのプラスチック製カトラリー有料化による削減効果
株式会社ファミリーマートは2024年1月29日より全国の一部直営店舗でプラスチック製のスプーン・フォーク・ストローの有料化をスタートし、その検証結果をまとめたレポートを公開した。有料化を実施した結果、対象店舗の1店舗1日あたりのスプーン・フォーク・ストローの合計提供本数は有料化前の51.0本から11.2本へと約78%の大幅な削減を実現している。[1]
プラスチック製カトラリーにおける削減効果は、ストローが最も高い削減率を記録したことが判明し、不要と考えるお客の割合が多かったことが要因として考えられる。カレーやスープなどで使用するタイプのスプーンは削減率が低い傾向が見られ、商品購入後すぐに飲食する顧客の存在が影響していると想定されている。
有料化の取り組みに関して店頭ポスターや売り場、レジでの掲示物、店舗スタッフによる声掛けなどの対応を実施したことにより、店舗オペレーション上の大きな負荷や混乱は発生しなかった。また多くの顧客から取り組みの趣旨や使い捨てプラスチックの削減に対する一定の理解と評価を得ることができている。
プラスチック製カトラリー有料化の実績まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開始日 | 2024年1月29日 |
対象店舗 | 全国の直営店舗100店 |
対象商品 | スプーン、フォーク、ストローなど計4品 |
価格設定 | 4~6円 |
削減効果 | 提供本数78%削減、プラスチック使用量77%削減 |
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使い捨てプラスチックについて
使い捨てプラスチックとは、一度限りの使用を目的として製造された各種プラスチック製品のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 製造コストが低く大量生産が容易
- 軽量で耐久性があり扱いやすい
- 環境負荷が高く分解に長時間を要する
国連環境計画の報告書によると、プラスチックの使用量は1950年以降急激に増加しており、近年の年間生産量約4億3000万トンのうち3分の2が使い捨て製品となっている。プラスチック汚染問題の解決は世界的な課題となっており、2024年11月には韓国・釜山で法的拘束力のある国際条約の策定に向けた政府間交渉委員会が開催される予定だ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「有料化でスプーン・ストローなどの提供本数は78%削減! ~使い捨てプラスチック削減に向けて~ | 株式会社ファミリーマートのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001533.000046210.html, (参照 24-11-22).
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