WDが次世代PCIe 4.0対応M.2 SSD「WD_BLACK SN7100」を発表、1TB/2TBモデルで最大7,250MB/sの高速転送を実現
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記事の要約
- WDがPCIe 4.0対応M.2 SSDの新製品を発表
- 最大7,250MB/sの高速転送を実現
- 500GB/1TB/2TBの3モデルを展開予定
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WDが高性能M.2 SSD「WD_BLACK SN7100」シリーズを発表
ウエスタンデジタル(WD)は、PCIe 4.0に対応した高性能M.2 SSD「WD_BLACK SN7100 NVMe SSD」シリーズを2025年1月下旬に発売することを発表した。このシリーズは1TBおよび2TBモデルで最大リード7,250MB/s、ライト6,900MB/sの高速転送性能を実現し、既存製品と比較して性能が最大35%向上している。[1]
新製品はノートPCやハンドヘルドゲーミングPCでの利用を想定しており、既存の「WD_BLACK SN770 NVMe SSD」と比較して電力効率が100%向上したことが特徴だ。フラッシュメモリには最新のTLC 3D NANDを採用することで、高い信頼性と耐久性を確保している。
製品ラインナップは500GB、1TB、2TBの3モデルを用意しており、500GBモデルではリード6,800MB/s、ライト5,800MB/sの転送速度を実現している。価格はオープンプライスとなっており、各モデルにおいて5年間の製品保証が付属するのが特徴である。
WD_BLACK SN7100の製品仕様まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
インターフェース | PCIe Gen 4.0 |
容量 | 500GB/1TB/2TB |
最大シーケンシャルリード速度 | 6,800MB/s(500GB)、7,250MB/s(1TB/2TB) |
最大シーケンシャルライト速度 | 5,800MB/s(500GB)、6,900MB/s(1TB/2TB) |
サイズ | 80mm x 22mm x 1.14mm |
保証期間 | 5年間 |
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PCIe 4.0について
PCIe 4.0はPCIe 3.0の後継規格として登場したインターフェース規格で、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- PCIe 3.0と比較して2倍の転送速度を実現
- 1レーン当たり最大2GB/sの双方向転送が可能
- 下位互換性により既存のPCIe機器との互換性を確保
WD_BLACK SN7100 NVMe SSDはPCIe 4.0の高速転送性能を最大限に活用することで、大容量ゲームデータの高速ロードやAIアプリケーションの実行に対応している。PCIe 4.0対応のマザーボードと組み合わせることで、従来のSSDと比較して大幅なパフォーマンス向上を実現することが可能だ。
WD_BLACK SN7100 NVMe SSDに関する考察
WD_BLACK SN7100 NVMe SSDは、ゲーミングやクリエイティブワークにおいて重要な高速データ転送を実現している点が評価できる。既存製品と比較して性能が35%向上し、電力効率も100%改善されたことで、ノートPCやハンドヘルドゲーミングPCにおける実用性が大幅に向上しているだろう。
今後の課題としては、PCIe 4.0対応マザーボードの普及率がまだ限定的である点が挙げられる。ただし、次世代のPCプラットフォームではPCIe 4.0の採用が標準となることが予想され、対応デバイスの選択肢も増えていくと考えられる。
将来的にはPCIe 5.0への対応や、さらなる省電力技術の実装が期待される。特にモバイルデバイスにおける電力効率の向上は、バッテリー駆動時間の延長に直結する重要な課題となっている。
参考サイト
- ^ SanDisk. 「500 GB WD_BLACK SN7100 NVMe SSD | SanDisk」. https://shop.sandisk.com/ja-jp/products/ssd/internal-ssd/wd-black-sn7100-nvme-internal-ssd, (参照 24-12-03).
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