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SECURITY

公開：2024-12-03

CTC GlobalマレーシアがSOCを開設、ASEAN諸国のセキュリティ監視体制が強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• CTC GlobalマレーシアがSOCを開設し24時間365日体制の監視を実現
• ASEAN諸国でのセキュリティサービス強化に注力
• 日本のCTC-SOCと連携し最新の防御策を提供

CTC Globalマレーシアが新設したSOCによるセキュリティ監視体制の強化

CTC Global Sdn. Bhd.は2024年12月2日、マレーシア及びASEAN諸国における日系企業や現地法人向けにセキュリティ・オペレーション・センター「CTC Global SOC」を開設した。セキュリティ機器の24時間365日体制での遠隔監視により、システムセキュリティの強化を実現している。^[1]

CTC Global SOCは次世代ファイアウォールやIPS、EDRなどのセキュリティ機器をリアルタイムに監視し、収集した情報をもとにシステムにおける脅威を分析する施設だ。セキュリティアナリストが通信経路や攻撃手法を分析し、リスク要因と対応策を報告する体制を構築している。

CTCは2014年に日本国内でCTC-SOCを開設しており、CTC Global SOCはCTC-SOCで培われた分析基盤を活用することで、両SOCが連携してサイバー攻撃のトレンドやパターンを把握する。グローバルな視点でのセキュリティ対策の提案が可能になった。

CTC Global SOCのサービス内容

セキュリティ・オペレーション・センターについて

セキュリティ・オペレーション・センター（SOC）とは、組織のセキュリティを監視・分析・対応する専門施設のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 24時間365日体制でのセキュリティ監視
• リアルタイムな脅威検知と分析
• 専門的な知識を持つアナリストによる対応

SOCは不正アクセスやマルウェア感染など、日々高度化するサイバー攻撃から組織を守るための重要な役割を担っている。CTC Global SOCはASEAN地域における日系企業や現地法人のセキュリティ強化を支援することで、グローバルなセキュリティ体制の構築に貢献する。

CTC Global SOCの開設に関する考察

CTC Global SOCの開設は、ASEAN地域におけるセキュリティサービスのグローバル展開において重要なマイルストーンとなっている。日本のCTC-SOCとの連携により、両拠点での知見やノウハウの共有が可能となり、より効果的なセキュリティ対策の提供が実現できるだろう。

今後は人材育成が重要な課題となることが予想され、日本とマレーシアのエンジニア間での技術交流が不可欠になるだろう。セキュリティアナリストの育成と、両拠点での分析手法の標準化により、グローバルな対応力の向上が期待できる。

また、ASEAN地域特有のサイバー攻撃への対応力強化も求められる。地域ごとの脅威情報の収集と分析、そして効果的な対策の立案が、サービスの価値向上につながっていくはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「CTC Globalマレーシア、セキュリティ・オペレーション・センター（SOC）を開設 | 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000108377.html, (参照 24-12-03).

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