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公開：2024-12-09

JAPAN EV OF THE YEAR 2024が投票を開始、専門家と一般ユーザーの視点で優秀な電気自動車を選出

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ENECHANGEがジャパンEVオブザイヤー2024の投票を開始
• 2023年10月から2024年11月発売のEVから最優秀車を選出
• 一般投票とエバンジェリスト投票で優秀EVを決定

JAPAN EV OF THE YEAR 2024が投票を開始し日本のEV普及を促進

ENECHANGE株式会社は、2024年12月9日より日本国内で2023年10月から2024年11月に発売されたEVから最優秀車を選出する「JAPAN EV OF THE YEAR 2024」の投票を開始した。EVsmartブログ編集部がノミネートを行い、1メーカーから1車種を選出することで、より公平な評価を実現している。^[1]

2024年1月から10月までの国内EV・PHEV販売台数は83,613台に達しており、政府が掲げる2035年までに乗用車新車販売における電動車100%という目標に向けて着実な進展を見せている。ENECHANGEはEV充電インフラの整備を通じて脱炭素社会の実現を目指すことで、EVの普及拡大に貢献している。

ジャパンEVオブザイヤーは2022年にスタートし、初代グランプリは日産サクラ、2023年はBYD DOLPHINが受賞した。2024年の投票期間は2024年12月9日から2025年1月31日までとなり、一般投票とエバンジェリスト投票の合算でグランプリが決定されることになった。

JAPAN EV OF THE YEAR 2024の概要まとめ

JAPAN EV OF THE YEAR 2024の詳細はこちら

エバンジェリスト投票について

エバンジェリスト投票とは、EV関連の専門知識を持つメディアやジャーナリスト、企業のキーパーソンによる評価システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 1人あたり20ポイントの持ち点を配分可能
• 最高評価の車種に10ポイント以上を配点
• 選出車種数に制限なし

エバンジェリスト投票は、EVの専門家による客観的な評価を通じて、優れたEVの特徴や価値を広く社会に伝える役割を果たしている。投票結果はEVsmartブログでシリーズとして紹介され、各評価者のコメントと共に詳細な解説が提供されることになっている。

JAPAN EV OF THE YEAR 2024に関する考察

JAPAN EV OF THE YEAR 2024は、一般ユーザーとEV専門家の両視点から評価を行うことで、より多角的な観点での車両評価を可能にしている。特に一般投票では200字程度の推薦コメントを必須とすることで、単なる人気投票ではなく、実際のユーザー視点での具体的な評価を収集できる仕組みを構築している。

今後の課題として、国内EV市場の拡大に伴い、より多様な価格帯や車種の評価基準の確立が必要となるだろう。特に商用EVやラグジュアリーEVなど、用途や価格帯が大きく異なる車両を公平に評価するための新たな評価軸の導入が検討課題となっている。

EVの普及には充電インフラの整備や航続距離の向上など、技術的な課題の解決も重要となってくる。本アワードを通じて各メーカーの技術革新が促進され、より使いやすく魅力的なEVの開発につながることが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「JAPAN EV OF THE YEAR 2024」投票開始 | ENECHANGE株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000415.000017121.html, (参照 24-12-09).
2. NEC. https://jpn.nec.com/

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