姫路城ドローンショー開催、500機のドローンと歴史的建造物のコラボで1万2千人が感動の夜に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社ドローンショー・ジャパンは2024年11月9日、国宝・姫路城上空において500機のドローンを用いた大規模なドローンショーを実施した。このイベントは姫音祭2024の前夜祭として開催され、シロトピア記念公園には1万2千人を超える観覧者が集まり、大盛況を記録したのだ。^[1]

ドローンショー・ジャパンは国内ドローンショー実績No.1を誇り、自社開発の専用機体DSJ MODEL-Xを活用してショーを展開している。姫路城の夜空を彩るドローンの光は、姫路市イメージキャラクター「しろまるひめ」や黒田官兵衛イメージキャラクター「かんべえくん」を立体的に描き出したのだ。

ドローンショーでは二次元コードも空中に表示され、約2,300人もの観覧者がスマートフォンで読み取りを行った。食のまち姫路をめぐるデジタルスタンプラリーの一環として実施されたこの試みは、観覧者の約20%が参加する結果となっている。

ドローンショーとは、複数のドローンを同時に飛行させ、光や動きを組み合わせて空中にアート作品や文字、ロゴなどを描き出すエンターテインメントのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

株式会社ドローンショー・ジャパンは2020年4月に設立され、独自のドローンショー専用機体DSJ MODEL-Xを開発・製造している。八景島シーパラダイスでの1,000機規模のドローンショーや大阪・関西万博関連イベントなど、国内の大規模なドローンショーを手がけている。

姫路城ドローンショーは、世界文化遺産である歴史的建造物と最新テクノロジーの融合という点で画期的な取り組みだ。特にQRコードの空中表示とデジタルスタンプラリーの連携は、観光のデジタルトランスフォーメーションを象徴する施策として評価できるだろう。

今後の課題として、天候による実施制限や機体の安全管理、文化財保護との両立などが考えられる。これらの課題に対しては、気象予測システムの活用や安全飛行プロトコルの確立、文化財専門家との継続的な協議が解決策となり得るだろう。

将来的には、ARやVRとの連携によってドローンショーの体験価値を更に高められる可能性がある。観覧者のスマートフォンを通じたインタラクティブな演出や、歴史的建造物との新たなコラボレーションなど、テクノロジーの進化とともに表現の幅が広がることが期待される。

^ PR TIMES. 「国宝・姫路城ドローンショーに観覧者１万2千人の大盛況！ドローンショーのQRコードには約2,300人がアクセス！！ | 株式会社ドローンショー・ジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000080729.html, (参照 24-12-09).

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