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公開：2024-12-12

HyundaiとKiaがウェアラブルロボットX-ble Shoulderを発表、産業現場の作業効率向上と身体負担の軽減を実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• HyundaiとKiaが産業用ウェアラブルロボットX-ble Shoulderを発表
• 肩への負荷を60%軽減し作業効率を向上する新製品
• 2025年前半から納品開始予定で海外展開も計画

HyundaiとKiaによる次世代ウェアラブルロボットの開発

Hyundai Motor CompanyとKiaは2024年11月28日、産業現場での作業支援に特化したウェアラブルロボット「X-ble Shoulder」を発表した。このウェアラブルロボットは作業者の筋骨格系への負担を大幅に軽減し、頭より高い位置での作業時に上腕の筋力を補助する機能を備えている。^[1]

X-ble Shoulderは高級車に使用されるカーボン複合材料と耐摩耗性材料を採用することで、軽量かつ高強度な設計を実現している。この革新的な設計により、肩にかかる負荷を最大60%、前部および外側三角筋の活動を最大30%削減することが可能だ。

HyundaiとKiaのRobotics LABは製品の商品化計画も同時に発表し、2025年前半からの納品開始を予定している。自動車業界にとどまらず、建設や造船、航空、農業など幅広い産業分野での活用を見据えており、国内市場での展開後は海外市場への販売拡大も計画している。

X-ble Shoulderの主要機能まとめ

ウェアラブルロボットについて

ウェアラブルロボットとは、人体に装着して使用する支援機器のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 人間の動作や筋力を補助し作業効率を向上
• 身体への負担を軽減し怪我のリスクを低減
• 産業現場での作業支援から医療用途まで幅広く活用

ウェアラブルロボット市場は2024年に25億5000万米ドル規模となり、2029年までに年平均成長率32.05%で成長し102億5000万米ドルに達すると予測されている。医療・ヘルスケア業界での需要が最も高く、製造・防衛産業部門でも需要が拡大している状況だ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Hyundai MotorとKiaのRobotics LABがウェアラブルロボット・テックデーで「X-ble Shoulder」の発売計画を発表 | Hyundai Mobility Japan 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000095868.html, (参照 24-12-12).

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