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ラックがセキュリティ監視センターJSOCの次世代戦略を発表、AIと脅威インテリジェンスを活用した新サービスを2025年4月より提供開始

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • JSOCが次世代の事業戦略を発表
  • 新サービスJSOC xPDRを2025年4月に提供開始
  • AIと脅威インテリジェンスを活用した監視体制を強化

ラックがセキュリティ監視センターJSOCの次世代戦略を発表

株式会社ラックは次世代のセキュリティ監視センターJSOC事業戦略として、新たな統合型マネージドサービスを2024年12月9日に発表した。従来のSOCが担ってきた攻撃のリアルタイム監視だけでは対応が困難なセキュリティインシデントが増加しており、積極的な脅威の予測と検知、対応までを一貫して行う先進的なアプローチを採用することになったのである。[1]

ラックの次世代JSOCはAIと脅威インテリジェンスを活用することで、誤検知・過検知を排除し本当に対処すべき脅威を検出する機能を実装することになった。また独自の脅威インテリジェンス「JLIST」と検知ルール「JRULE」を活用することで、予防から検知、インシデント対応までの流れを一括してマネージすることが可能になるだろう。

新サービス「マネージド・セキュリティ・サービス xPDR監視・運用サービス」は2025年4月1日からリリースされる予定だ。Microsoft 365を中心とするMicrosoft製品の監視に対応し、企業のクラウド型業務アプリケーション全体に対するセキュリティ監視を実現することになった。

次世代JSOC事業戦略の主な特徴

項目 詳細
技術戦略 AIと脅威インテリジェンスによる誤検知排除、JLIST/JRULEの活用
サービス戦略 予防と防御を重視した新体制、24時間365日の運用維持
人材育成戦略 AIやクラウドセキュリティのスキル強化、実践的な教育体制
新サービス開始日 2025年4月1日
対応製品 Microsoft 365 E3/E5、Entra ID、Exchange Online、Intune、Microsoft Defender

SOCについて

SOCとは「Security Operations Center」の略称で、組織のセキュリティを監視・運用する専門部署や施設のことを指す。以下のような役割と機能を持っている。

  • ネットワークやシステムの24時間365日の監視
  • セキュリティ脅威の検知と分析
  • インシデント発生時の対応と復旧支援

従来のSOCはネットワークやシステム上の異常を監視し、脅威の検出後に対応する反応型のアプローチを取ってきた。しかしサイバー攻撃は時間とともに進化し洗練された手法を用いるようになっており、単なる監視では攻撃の防止や迅速な検知・対応が極めて困難な状況になっている。

参考サイト

  1. ^ 株式会社ラック. 「ラック、セキュリティ監視センター、JSOCの次世代事業戦略を発表(2024年12月 9日)| 株式会社ラック」. https://www.lac.co.jp/news/2024/12/09_press_01.html, (参照 24-12-11).
  2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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