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公開：2024-12-12

finalがポタフェス2024冬に出展、VR3000 WirelessとD8000 DCシリーズの試聴ブースを設置して製品体験の機会を提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• finalがポタフェス2024冬に出展、VR3000 Wirelessの試聴ブースを設置
• D8000 DCシリーズの専用試聴ブースをUDXに設置、予約制で20分間試聴可能
• ZE3000 SVなど複数の新製品を展示、体験可能に

finalのポタフェス2024冬出展計画が明らかに

株式会社finalは2024年12月14日と15日に東京・ベルサール秋葉原で開催されるオーディオイベント「ポタフェス2024冬 秋葉原」への出展を発表した。メインの展示として最大20ms以下の超低遅延接続を実現したハイブリッドANC搭載のゲーミングワイヤレスイヤホン「VR3000 Wireless」の試聴ブースを設置することが明らかになっている。^[1]

また同社は秋葉原UDXに「ポタフェス2024冬 final開放型ヘッドホン試聴ブース」を設置し、新フラッグシップヘッドホンのD8000 DCシリーズおよびD7000の試聴環境を整備することを決定した。試聴時間は最大20分で事前予約制となっており、より静かな環境でじっくりと製品を体験できる機会を提供している。

さらに12月12日発売予定の完全ワイヤレスイヤホン「ZE3000 SV」やVGP金賞受賞の「A6000」、DITAブランドの新製品「Mecha」など、複数の新製品を一同に展示することで、来場者に多彩な製品ラインナップを体験する機会を提供する予定だ。

finalの新製品まとめ

ポタフェス2024冬の詳細はこちら

ハイブリッドANCについて

ハイブリッドANCとは、アクティブノイズキャンセリング技術の一種で、外部と内部の2つのマイクを組み合わせたノイズ制御システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 外部と内部のマイクを使用した高精度なノイズ検知
• 広帯域でのノイズキャンセリング性能の実現
• 環境に応じた最適なノイズ制御の提供

VR3000 Wirelessに搭載されているハイブリッドANCは、ゲーミング時の没入感を高めるために最適化されている。外部ノイズを効果的に低減することで、ゲーム内のサウンドをより明確に聴き取ることができ、プレイヤーの集中力向上にも貢献している。

finalの新製品展開に関する考察

finalの新製品展開は、ゲーミング市場とオーディオファン市場の両方をターゲットにした戦略的なアプローチとして評価できる。特にVR3000 Wirelessは有線モデルの成功を基に、ワイヤレス化による利便性向上と低遅延性能の両立を実現しており、ゲーマーのニーズを的確に捉えた製品となっている。

しかし今後の課題として、ワイヤレス製品特有のバッテリー持続時間や充電の煩わしさが挙げられる。この問題に対しては、急速充電技術の採用や省電力設計の最適化などを通じて、ユーザーの使用体験をさらに向上させることが求められるだろう。

フラッグシップモデルのD8000 DCシリーズについては、専用試聴ブースの設置により製品の魅力を十分に伝える機会を確保している。今後は、オーディオ製品の高級化が進む中で、製品の独自性をいかに市場に浸透させていくかが重要な課題となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【今週末はポタフェスへ】ゲーミングワイヤレスイヤホン「VR3000 Wireless」聴き比べ＆フラッグシップヘッドホン専用試聴ブース設置 | 株式会社finalのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000121822.html, (参照 24-12-12).

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