Start11 v2.5 Betaが垂直タスクバー機能を実装、Windows 11の画面レイアウトがより柔軟に
記事の要約
- Start11 v2.5 Betaが12月12日にリリース
- Windows 11のタスクバーを縦置き可能に
- タスクバーの左右配置に対応
Start11 v2.5 Betaが垂直タスクバー機能を実装
米Stardockは2024年12月12日、Windows 10/11環境のスタートメニューやタスクバーをカスタマイズするツール「Start11」v2.5 Betaをリリースした。長年にわたってユーザーから要望が寄せられていた垂直タスクバーの機能が新たに実装され、タスクバーをデスクトップの左端または右端に配置することが可能になっている。[1]
Start11は、Windows 7や10のスタイルを最新のOSでも使用したいユーザーや、Windows 11のデザインをWindows 10環境で再現したいユーザー向けのカスタマイズツールとして提供されている。同社の「Start8」「Start10」の後継製品として位置づけられ、価格は1台あたり1,748円で、30日間の試用期間が設けられているのだ。
さらに本バージョンでは、複数モニター環境におけるタスクバーの中央揃え機能が強化され、スタートボタンのみを左端に表示することが3台以上のディスプレイでも可能になった。これまで2画面構成でのみ対応していた機能が拡張され、マルチモニター環境での使い勝手が大幅に向上している。
Start11 v2.5 Betaの新機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
バージョン | Start11 v2.5 Beta |
リリース日 | 2024年12月12日 |
主な新機能 | 垂直タスクバー、マルチモニター対応の強化 |
価格 | 1,748円(1台あたり) |
試用期間 | 30日間 |
垂直タスクバーについて
垂直タスクバーとは、通常画面下部に水平に配置されるWindowsのタスクバーを、画面の左端または右端に縦向きに配置する機能のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 画面の横幅を効率的に活用可能
- ワイドスクリーン環境での作業効率向上
- 従来のWindows環境との互換性維持
Start11の垂直タスクバー機能は、無償ツールのWindhawkでも提供されているが、Start11ではスタート画面を含めたトータルデザインの一部として実装されている。マルチモニター環境での柔軟な設定が可能で、従来のWindowsの操作性を損なうことなく画面スペースを有効活用できるよう設計されている。
Start11 v2.5 Betaに関する考察
Start11 v2.5 Betaによる垂直タスクバーの実装は、Windows 11のユーザーインターフェースをより柔軟にカスタマイズできるようになった点で評価できる。特にワイドスクリーンモニターやマルチディスプレイ環境では、画面の横幅を最大限に活用できるため、生産性の向上が期待できるだろう。
ただし、サードパーティ製ツールによるカスタマイズは、Windows本体のアップデートによって互換性の問題が発生する可能性がある。Start11の開発元であるStardock社には、Windowsのアップデートに迅速に対応し、ユーザーエクスペリエンスの一貫性を維持することが求められるだろう。
今後は、垂直タスクバーと連携した新機能の追加や、より細かなカスタマイズオプションの実装が期待される。特にWindows 11のデザイン言語との統合性を高めつつ、従来のWindowsの使い勝手を維持するバランスの取れた開発が重要になってくるはずだ。
参考サイト
- ^ Stardock. 「Start11 v2.5 Beta Arrives with Vertical Taskbars」. https://www.stardock.com/blog/532687/start11-v25-beta-arrives-with-vertical-taskbars, (参照 24-12-17).
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