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EmEditor Professional v24.5.0が公開、巨大ファイル処理の改善とファイル検証機能の追加で信頼性が向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • EmEditor Professional v24.5.0が正式公開
  • 巨大ファイル処理の不具合が修正
  • 新機能としてファイル検証コマンドを追加

EmEditor Professional v24.5.0の正式リリースで巨大ファイル処理が改善

米Emurasoftは12月12日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v24.5.0を正式公開した。v22.4.0からv24.4.1までのバージョンで発生していた巨大ファイル処理における課題が解決され、ファイルサイズの内部的不整合を検出する機能も実装されている。[1]

今回のアップデートでは巨大ファイルコントローラーに新たに[<<]および[>>]ボタンが実装され、指定サイズを超えない範囲でファイルを開く位置を前後のセクションに移動することが可能になった。OpenAI APIを使用したAI執筆支援機能も強化され、提案テキストの表示タイミングや信頼度の閾値を調整できるようになっている。

製品登録時のアクティベーションに必要なインターネット接続において、プロキシ設定が必要な環境にも対応するため、製品登録ダイアログに[プロキシ設定]リンクが追加された。デスクトップインストーラーにもコマンドラインでのプロキシオプションが実装されている。

EmEditor Professional v24.5.0の新機能まとめ

項目 詳細
巨大ファイル処理 内部的不整合の検出機能追加、位置移動ボタンの実装
ファイル検証機能 SHA256ハッシュ値とサイズの比較が可能
AI執筆支援 提案表示タイミングと信頼度閾値の調整機能
製品登録 プロキシ設定機能の追加

SHA256ハッシュについて

SHA256ハッシュとは、データの整合性を検証するために使用される暗号学的ハッシュ関数の一つであり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 256ビットの固定長出力を生成する高度な暗号化方式
  • 入力データが1ビットでも異なると全く異なるハッシュ値を生成
  • データの改ざんや破損を高精度で検出可能

EmEditor Professional v24.5.0では、このSHA256ハッシュを用いてファイルの整合性を検証する機能が実装された。巨大ファイルを開く際にNULL文字やUnicodeに変換できない不正な文字が含まれている場合、またはハードディスクやメモリにエラーが発生した場合でもファイルの不整合を正確に検出することが可能になっている。

参考サイト

  1. ^ EmEditor. 「EmEditor v24.5.0 を公開 – 巨大ファイルを開く際の不具合のご報告、ファイル検証機能追加など – EmEditor (テキストエディタ)」. https://jp.emeditor.com/emeditor-core/emeditor-v24-5-0-%e3%82%92%e5%85%ac%e9%96%8b-%e5%b7%a8%e5%a4%a7%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%92%e9%96%8b%e3%81%8f%e9%9a%9b%e3%81%ae%e4%b8%8d%e5%85%b7%e5%90%88%e3%81%ae%e3%81%94%e5%a0%b1/, (参照 24-12-17).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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