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公開：2024-12-19

ミツウロコグリーンエネルギーが損保ジャパン仙台ビルへオフサイトコーポレートPPAによる再生可能エネルギー100%の電力供給を開始へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ミツウロコグリーンエネルギーがオフサイトコーポレートPPAを開始
• 損保ジャパン仙台ビルで再生可能エネルギー100%を実現
• JPR初の再生可能エネルギー導入スキームを採用

ミツウロコグリーンエネルギーのオフサイトコーポレートPPAによる再生可能エネルギー供給

ミツウロコグリーンエネルギー株式会社は日本プライムリアルティ投資法人が所有する損保ジャパン仙台ビルに対して2025年1月1日よりオフサイトコーポレートPPAの取り組みを開始すると2024年12月16日に発表した。FIP制度に認定された太陽光発電所から発電される追加性のある電力および環境価値の調達を実現することになるだろう。^[1]

ミツウロコグリーンエネルギーはフィジカルPPAの形式を用いて電力供給を実施し、不足分についてはトラッキング付き非化石証書を付与した電力メニューで補完する仕組みを構築することで再生可能エネルギー100%を達成する。このスキームによる再生可能エネルギー導入は日本プライムリアルティ投資法人として初めての試みになるだろう。

ミツウロコグリーンエネルギーは本スキームを活用することによって脱炭素経営に取り組む企業の支援をさらに強化していく方針を打ち出している。再生可能エネルギーの導入拡大を推進することで、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させる構えだ。

オフサイトコーポレートPPAの概要

ミツウロコグリーンエネルギーの詳細はこちら

フィジカルPPAについて

フィジカルPPAとは発電事業者と需要家の間に小売電気事業者を介在させ、電力および環境価値を直接供給する契約形態のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 発電事業者から需要家へ物理的な電力供給が可能
• 長期間かつ固定価格での電力調達が実現
• 再生可能エネルギーの環境価値を直接取引可能

フィジカルPPAは発電事業者にとって安定的な収益確保が可能となり、需要家側は電力価格の変動リスクを抑制できるメリットがある。ミツウロコグリーンエネルギーは本スキームを通じて、企業の脱炭素化ニーズに応えながら再生可能エネルギーの普及促進を図ろうとしている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「オフサイトコーポレートPPAによる電力の提供について | 株式会社ミツウロコグループホールディングスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000070816.html, (参照 24-12-19).

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