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iBasso AudioがDX180のファームウェアV1.03をリリース、USB出力とDSD512の互換性が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

iBasso AudioがDX180のファームウェアV1.03をリリース、USB出力とDSD512の互換性が大幅に向上

PR TIMES より


記事の要約

  • iBasso Audio DX180のファームウェアV1.03をリリース
  • USB出力とDSD512の互換性を大幅に改善
  • PD急速充電とDTS音楽ファイルのサポートを強化

iBasso Audio DX180のファームウェアV1.03アップデート

株式会社MUSINは2024年12月25日、取り扱いブランドiBasso Audioのオーディオプレーヤー「DX180」向けファームウェアV1.03を公開した。このアップデートではUSBデジタル出力の互換性が大幅に改善され、より安定した外部機器との接続が可能になっている。[1]

DSD512のサポート改善によってハイレゾ音源の再生性能が向上し、より高品質な音楽再生環境が実現された。PD急速充電のサポート改善により充電速度と安定性が向上し、ユーザーの利便性が大きく向上している。

DTS音楽ファイルのサポートも改善され、より幅広い音楽フォーマットに対応するようになった。その他にもユーザーの使用感を向上させるための複数の仕様改善が実施され、より快適な音楽再生環境が実現されている。

DX180のファームウェアアップデート内容

項目 詳細
バージョン V1.03
USB対応 デジタル出力の互換性改善
音源対応 DSD512、DTS音楽ファイルのサポート改善
充電機能 PD急速充電のサポート改善
その他 ユーザビリティの全般的な改善
ファームウェアアップデートの詳細はこちら

DSD512について

DSD512とは、デジタルオーディオの規格の一つで、従来のCDの約512倍のサンプリング周波数を持つ高解像度音声フォーマットのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • CDの512倍となる22.5792MHzのサンプリングレート
  • 極めて広い周波数帯域と高いダイナミックレンジ
  • 原音に極めて近い自然な音質を実現

DSD512は非常に高いサンプリング周波数により、音の立ち上がりや減衰の表現が極めて緻密になるという特徴がある。iBasso Audio DX180のファームウェアV1.03ではDSD512のサポートが改善され、より安定した再生と高音質化が実現されている。

DX180のファームウェアアップデートに関する考察

iBasso Audio DX180のファームウェアV1.03アップデートは、ユーザーの使用環境を大きく改善する重要なアップデートとなっている。特にUSBデジタル出力の互換性改善は、外部DAC/アンプとの接続安定性を向上させ、より多様な音楽再生環境の構築を可能にするものだ。

PD急速充電のサポート改善は、モバイル環境での使用を想定したユーザビリティの向上につながる重要な改善点となっている。一方で、高速充電による発熱と内部コンポーネントへの影響が潜在的な課題となる可能性があるため、温度管理などの保護機能の重要性はさらに増すだろう。

DTS音楽ファイルのサポート改善は、対応音源の拡大という点で重要な進展だ。今後は、さらなる音質向上やストリーミングサービスとの連携強化など、より包括的な音楽再生環境の実現が期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「iBasso Audio オーディオプレーヤー「DX180」最新ファームウェアアップデートのお知らせ | 株式会社MUSINのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000139013.html, (参照 24-12-26).

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