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サンワサプライが4K/60Hz対応PC切替器SW-KVM2WHUUSを発売、高解像度マルチPC環境の構築が容易に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • サンワサプライが新型PC切替器を発売開始
  • 4K/60Hz対応で柔軟なディスプレイ切替が可能
  • USBキーボード・マウス対応で2台のPC制御

サンワサプライのPC切替器「SW-KVM2WHUUS」発売

サンワサプライは、複数のPC環境を効率的に管理できるPC切替器「SW-KVM2WHUUS」を2024年12月25日に発売した。最新のHDMI規格に対応し4K/60Hz(4:4:4)の高解像度出力が可能で、2台のPCを1組のHDMIディスプレイとUSBキーボード・マウスで切り替えて使用することができる。[1]

キーボード・マウス信号のエミュレーション機能を搭載しない設計を採用することで、多機能マウスや特殊なドライバを必要とする多機能キーボードにも広く対応している。切替え操作は手元スイッチで簡単に行うことができ、ケーブル長は1.8mを確保することで柔軟な設置が可能になっている。

オーディオ・マイクの切替にも対応しており、オンライン会議での音声機器の利用がスムーズに行える。ACアダプタが不要でパソコンのUSBポートから電源供給が可能だが、供給電流が不足する場合は給電専用microUSBポートからの給電オプションも用意されている。

SW-KVM2WHUUSの主な仕様

項目 詳細
対応解像度 4K/3840×2160(60Hz、4:4:4)、4K/4096×2160(60Hz、4:4:4)
インターフェース HDMI、USBポート、3.5mmステレオミニジャック
ケーブル長 PC1/1.2m、PC2/1.2m、スイッチケーブル/1.8m
サイズ/重量 W82.98×D92.67×H27.92mm/約351g
対応OS Windows 11・10、macOSLinux

HDMI入出力について

HDMI入出力とは、映像・音声データをデジタル信号として伝送するインターフェース規格のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 高解像度・高品質な映像伝送が可能
  • 音声信号も同一ケーブルで伝送可能
  • デジタル著作権保護(HDCP)に対応

SW-KVM2WHUUSは4K/60Hzという高解像度映像に対応しており、ゲーミングモニターや4Kディスプレイなどの高解像度機器との接続が可能になっている。複数のPCで高解像度モニターを共有する環境において、HDMIの高い互換性と映像品質が活かされている。

PC切替器SW-KVM2WHUUSに関する考察

SW-KVM2WHUUSの発売は、ハイブリッドワークの普及に伴う複数PC環境のニーズに応える製品として注目に値する。特にエミュレーション機能を省くことで多機能キーボード・マウスへの幅広い対応を実現し、ユーザーの既存デバイス資産を活かせる点は高く評価できるだろう。

今後の課題としては、ワイヤレスデバイスやBluetooth機器への対応拡充が挙げられる。特にLogicool社製のUnifying対応デバイスやLogi Boltレシーバー製品が非対応である点は、一部ユーザーにとって制限となる可能性があるだろう。

将来的な機能拡張としては、リモート切替機能やスマートフォンアプリからの制御機能の追加が期待される。オフィスのDX化が進む中、IoTデバイスとしての機能も重要になってくるはずだ。

参考サイト

  1. ^ サンワサプライ株式会社. 「SW-KVM2WHUUS【手元スイッチ付きパソコン自動切替器(4K対応、2:1)】パソコン2台を1組のHDMIディスプレイ・USBキーボード・USBマウスで切替えて使用できる4K/60Hz対応、手元切り替えスイッチ付きのパソコン自動切替器。|サンワサプライ株式会社」. https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=SW-KVM2WHUUS, (参照 24-12-26).

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