公開:

KPMGが2024年度業績を発表、グローバル総収入384億米ドルで全事業領域が成長を遂げる

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • KPMGの2024年度グローバル総収入が384億米ドルを達成
  • 税務・法務サービスが10%増、監査が6%増、アドバイザリーが2%増
  • 全地域で成長を遂げ、従業員数は27万5000人超に

KPMGの2024年度業績と戦略的投資の成果

KPMGインターナショナルは2024年9月30日までの事業年度において、グローバル総収入が前年比5.1%増(現地通貨ベース)となる384億米ドルを達成したことを発表した。グローバル・コレクティブ・ストラテジーへの投資効果により、税務・法務サービスが10%増、監査が6%増、アドバイザリーが2%増と全事業領域で成長を遂げている。[1]

地域別の業績においては、欧州・中東・アフリカで8%増、米州で4%増、アジア太平洋地域で1%増と全地域で堅調な成長を実現している。MDMモデルの展開によって各事業領域間の相乗効果が高まり、国境を越えたコラボレーションが促進されたことが成長の要因となっている。

また、KPMGは2024年度にテクノロジー・AI、人材、ESGを中心に17億米ドル以上の投資を実施しており、従業員数は前年比1%増の275,288人となった。従業員のスキル向上に向けて、80,000人以上がAI特化型トレーニングプログラムを受講し、57,000以上のMicrosoft Copilotライセンスを活用している。

KPMG2024年度業績まとめ

税務・法務サービス 監査 アドバイザリー
収入(米ドル) 87億 134億 163億
成長率 10% 6% 2%
主な成長要因 税制改革支援とAI活用サービス 監査品質とAI投資、ESG保証 DX関連サービスの需要

MDMについて

MDMとは「multi-disciplinary Firm Model」の略称で、会計事務所が監査業務、税務業務、アドバイザリー業務を総合的に提供するビジネスモデルのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 複数の専門サービスを一元的に提供
  • 事業領域間の相乗効果を創出
  • 国境を越えた協業を促進

KPMGではMDMの採用により、各事業領域で堅調な成長を達成している。税務・法務サービスでは10%、監査では6%、アドバイザリーでは2%の成長を遂げ、総収入384億米ドルという業績を実現した。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「KPMG、2024年度のグローバル総収入は384億米ドルと発表 | KPMGジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000141127.html, (参照 24-12-28).
  2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「経営」に関するコラム一覧
「経営」に関するニュース
「経営」に関するニュース一覧
アーカイブ一覧
経営に関する人気タグ
経営に関するカテゴリ
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。