ビジネススキル

BUSINESS SKILLS

公開：2024-12-27

関西電力とTRAPOLが京丹後市で若手社員研修を開催、地域密着型の体験プログラムで組合員の絆を深める

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 関電労働組合とTRAPOLが若手社員研修を開催
• 京丹後市で地域の産業と持続可能な暮らしを体験
• モルック大会やビーチクリーンなど多彩な活動を実施

関西電力社内ベンチャーと労働組合による地域密着型研修の実施

関西電力の社内ベンチャーTRAPOL合同会社は関西電力労働組合本店地区本部と丹後リビングラボと共同で2024年11月15日から16日にかけて若手社員研修を実施した。関西電力本店や関西電力病院に勤務する2年目社員を対象として開催された研修は「ユニオンルーキーズセミナーⅢ in 京丹後」と題され、地域の暮らしと文化を学ぶ機会を提供している。^[1]

TRAPOLは20代、30代の若年層をターゲットとした新しい旅行体験の創出に注力しており、無人島でのチームビルディング研修や黒部ダムでの視察研修など独自のプログラムを展開してきた。今回の研修では「夢中を浴びよう」をテーマに掲げ、京丹後の地域住民との交流を通じて参加者のコミュニティ意識と同期との絆を深める取り組みを実現している。

参加者は丹後ばら寿司づくりや提灯作り、有機栽培野菜の収穫体験など地域に根ざした様々なアクティビティに参加することで、京丹後の伝統文化や持続可能な暮らしについて学習した。また、ビーチクリーン活動を通じて環境保護の重要性を体感し、地域の未来について考える機会も設けられた。

京丹後研修プログラムの主要内容

地域リビングラボについて

リビングラボとは地域社会における実験的な取り組みを行う場所や仕組みのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 地域の課題解決に向けた実践的な活動拠点として機能
• 産学官民の連携による新たな価値創造を促進
• 持続可能な地域づくりのためのイノベーション創出を支援

京丹後市の丹後リビングラボは地域の観光事業者や公共交通機関、一次産業、金融機関など30社以上が参画する地域実証の場となっている。都市部企業やビジネスパーソンと地域をつなぐ役割を担い、企業研修やワーケーション、サテライトオフィスの誘致などを通じて新たな地域活性化モデルの構築に取り組んでいる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「関電労働組合とTRAPOLが京都府・京丹後市で若手社員研修を開催！地域の産業やサスティナブルな暮らしを学び、組合員同士の絆を深めました | TRAPOL合同会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000052106.html, (参照 24-12-27).

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