シェルパがJPXグループへAI技術を提供、東証プライム上場企業のサステナビリティ情報検索を実現へ
PR TIMES より
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記事の要約
- シェルパがJPXグループにAI技術を提供開始
- 東証プライム上場企業のサステナビリティ情報を検索可能に
- 情報開示の効率化と深化を支援する無償ツールを実現
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シェルパのAI技術によるJPXサステナビリティ情報検索ツール提供開始
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は2025年1月6日、JPXグループ傘下のJPX総研に対してAI技術を活用した東証プライム上場企業のサステナビリティ情報を提供することを発表した。JPX総研が展開する「JPXサステナビリティ情報検索ツール(ベータ版)」において、シェルパが開発したAI技術で収集・分類・整理したデータベースの一部をライセンス提供するのだ。[1]
このツールは東証プライム上場企業が公開している統合報告書やサステナビリティレポートなどの情報をAIで収集・分類・整理し、ESG38項目について企業の公開資料へのリンクを一覧表示することが可能となっている。企業のサステナビリティ情報開示の効率化と深化を支援する無償ツールとして注目を集めているのだ。
背景として、2023年3月期から有価証券報告書においてサステナビリティ情報の開示欄が新設されるなど、企業に対する情報開示の要請が高まっていることが挙げられる。JPXグループは上場企業の情報開示促進や関連情報へのアクセシビリティ向上に取り組んでおり、本ツールもその一環として位置付けられている。
JPXサステナビリティ情報検索ツールの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
対象企業 | 東証プライム上場企業 |
提供開始日 | 2025年1月6日 |
提供形態 | 無償ツール |
検索項目数 | ESG38項目 |
情報収集方法 | AI技術による自動収集・分類・整理 |
情報源 | 統合報告書、サステナビリティレポートなど |
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サステナビリティ情報開示について
サステナビリティ情報開示とは、企業の環境・社会・ガバナンスに関する取り組みや実績を体系的に公開することを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 環境負荷低減や社会課題解決への取り組みを開示
- 投資家や消費者の意思決定に重要な非財務情報を提供
- 国際的な開示基準やガイドラインに基づく体系的な報告
企業のサステナビリティ情報開示は、2023年3月期から有価証券報告書における開示欄の新設など、制度面での整備が進んでいる。JPXグループによる「ESG開示実践ハンドブック」の提供や今回のサステナビリティ情報検索ツールの開発など、企業の開示支援の取り組みも本格化している。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「シェルパ、JPXグループに技術提供し、「JPXサステナビリティ情報検索ツール(ベータ版)」の実現に協力 | シェルパ・アンド・カンパニー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000100923.html, (参照 25-01-06).
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