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公開：2025-01-10

REXEVが三菱UFJ銀行にスマート充電器とFlemobiを提供開始、VPP事業参画でEVエネルギーマネジメントを実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 三菱UFJ銀行がEV充電器とFlemobiの導入を開始
• 府中支店の営業車18台をEVに切り替えVPP事業に参画
• スマート充電による電力コストの約2割削減を実現

三菱UFJ銀行のスマート充電器導入とVPP事業参画による省エネ化

REXEVは三菱UFJ銀行向けにスマート充電器とEV導入支援サービスFlemobiの提供を2025年1月7日より開始した。三菱UFJ銀行は2024年末までに府中支店の営業車18台をEVに切り替え、2025年初からVPP事業への参画を決定している。^[1]

スマート充電器の導入により電力の市場価格やEV車両の利用状況に応じた経済的な充電が可能となり、大手電力会社のプランと比較して約2割の電気代削減が見込まれる。太陽光発電の余剰電力を優先的にEV充電に活用することで、電力需給の調整にも貢献するだろう。

REXEVは点在するEV車載の蓄電池情報をクラウドで一括管理し、充放電を遠隔制御することでVPPを構築する。電力需給が逼迫した際はEVへの充電を停止または系統への放電を行うことで、太陽光発電の余剰電力処理問題の解決を目指している。

EVスマート充電器とFlemobiの機能まとめ

スマート充電器の詳細はこちら

VPPについて

VPPとはVirtual Power Plant（仮想発電所）の略称で、太陽光や蓄電池、EVなどの分散型エネルギーリソースをIoT技術で統合制御する仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 点在する電源をクラウドで一元管理し発電所のように機能
• 電力需給状況に応じた柔軟な充放電制御が可能
• 再生可能エネルギーの余剰電力を効率的に活用

EVスマート充電器とVPP事業の連携により、電力系統の安定化と再生可能エネルギーの普及促進に貢献する。充電タイミングや充放電量を最適に制御することで、電力の需給バランスを調整しながらEV運用コストの削減を実現できるのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「三菱UFJ銀行向けにスマート充電器およびFlemobiの提供を開始 | 株式会社REXEVのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000048307.html, (参照 25-01-10).

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