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公開：2025-01-10

パナソニックがAI活用の企業成長イニシアティブPanasonic Goを発表、グローバルなAI戦略を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• パナソニックがAI活用の企業成長施策「Panasonic Go」を発表
• Anthropic社とのグローバルな戦略的提携を展開
• 従業員18万人にAIアシスタント「PX-AI」を導入済み

パナソニックのAI企業成長イニシアティブ「Panasonic Go」発表

パナソニック ホールディングス株式会社は、2025年1月8日のCES 2025キーノートスピーチにおいて、AIを活用した企業成長イニシアティブ「Panasonic Go」を発表した。このイニシアティブは、パナソニックグループが持つ知見や技術、ハードウェアを最大限に活用しながら、AI活用を拡大することで競争力の高いビジネスへと変革を目指すものである。^[1]

パナソニックグループは、業務効率化を目的として大規模言語モデルを活用したAIアシスタントサービス「PX-AI」を約18万人の従業員に導入している。また、サプライチェーン領域での独自の小規模言語モデルを活用するBlue Yonderの子会社化や、グループ全体のAI活用拡大に向けたプラットフォーム開発に、北米で100億米ドル以上を投資してきた。

Blue Yonderは、予測AIと生成AIを組み合わせてデータの価値を引き出し、オートノマスなサプライチェーンを構築している。マルチティアなサプライチェーンプラットフォームでは、日々200億件以上の予測を行い、小売業者・製造業者・物流サービスプロバイダーのサプライチェーン最適化を支援している。

パナソニックのAI活用戦略まとめ

Panasonic Goの詳細はこちら

マルチティアについて

マルチティアとは、複数の階層にわたって異なる企業や組織が連携し、情報を共有しながら効率的に運営する形態のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 原材料から最終製品まで複数階層での企業間連携が可能
• 各階層間での効率的な情報共有と運営を実現
• サプライチェーン全体の最適化に貢献

Blue Yonderが提供するマルチティアなサプライチェーンプラットフォームでは、予測AIと生成AIを組み合わせることで、複数企業間の連携を効率化している。これにより、小売業者・製造業者・物流サービスプロバイダーは、計画からフルフィルメント、輸配送、返品に至るまでのサプライチェーンを最適化することが可能になった。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「AIを活用したビジネスへの変革を推進するグローバルな企業成長イニシアティブ「Panasonic Go」をCES 2025キーノートスピーチで発表 | パナソニックグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006073.000003442.html, (参照 25-01-10).
2. Panasonic. https://panasonic.jp/

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