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公開：2025-01-10

AndTechが紙材料総合知識ウェビナーを開催、マイクロプラスチック問題解決に向けた専門知識を提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• AndTechが紙材料総合知識のウェビナーを2月開催
• プラスチック代替素材としての紙材料を解説
• 製造法から試験・評価までを網羅的に講義

紙材料総合知識ウェビナーで脱プラスチック材料を解説

株式会社AndTechは、R&D開発支援向けZoom講座として「プラスチックから紙へ 紙材料総合知識」を2025年2月26日に開講することを2025年1月8日に発表した。マイクロプラスチック問題や地球温暖化対策として注目を集める紙系材料について、株式会社やまうち七兵衛商会の代表取締役である山内龍男氏が講師を務めることになっている。^[1]

本ウェビナーでは、木材やパルプからの製造法、試験法、紙材料としての構造と物性などの基礎知識に加え、塗工・含浸・貼り合わせなどの加工や複合化技術までを幅広く解説する予定だ。紙の製造に関わる方や生産・製造部門で紙を扱っている方、紙系材料に関わる研究・開発をしている方にとって有益な内容となっている。

さらに、バイオマス材料の研究・開発に携わる方や新たに紙を用いた新規事業を検討している方にも役立つ内容となっており、紙材料の基礎から応用までを体系的に学ぶことができる機会となっている。参加費は45,100円で、電子資料の配布も予定されており、Zoomを使用したライブ配信形式で実施される。

ウェビナーの概要情報

ウェビナーの詳細はこちら

マイクロプラスチック問題について

マイクロプラスチックとは、5mm以下の微細なプラスチック粒子のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 海洋汚染の主要な原因として世界的な問題となっている
• 生態系への影響が深刻で、生物濃縮による健康被害も懸念される
• 分解されにくく、環境中での蓄積が継続的に進行している

マイクロプラスチック問題の解決策として、紙材料は持続可能な代替素材として注目を集めている。紙材料は約2000年の歴史を持つ有機材料であり、生分解性があり環境負荷が低いことから、プラスチックの代替材料として期待が高まっている。近代的な製紙産業は約150年前に始まり、現在では日本の木材需要の約半分が紙の原料として使用されているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「2月26日(水)　AndTech　WEBオンライン「プラスチックから紙へ　紙材料総合知識 ～構造・性質・製造・加工技術から試験・評価まで～」Zoomセミナー講座を開講予定 | 株式会社ＡｎｄＴｅｃｈのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001018.000080053.html, (参照 25-01-10).

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