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公開：2025-01-10

愛媛県がデル・テクノロジーズの製品群を庁内LANシステムに採用、ストレージ容量の3倍化とランサムウェア対策を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 愛媛県が庁内LANシステムにデル製品を採用
• ストレージリソースを実容量の3倍に拡大
• ランサムウェア対策と業務効率化を実現

愛媛県がデル・テクノロジーズの製品群を庁内LANシステムに導入

デル・テクノロジーズ株式会社は、愛媛県が行政のDX推進と業務効率化を目的として、第5次庁内LANシステムにデル・テクノロジーズの製品群を採用したことを2025年1月9日に発表した。愛媛県では業務のデジタル化やペーパーレス化に伴うデータ容量増加への対応と、ランサムウェア攻撃からの防御を主要な課題として捉えていた。^[1]

デル・テクノロジーズの製品群は一般競争入札を経て採用され、Dell PowerEdgeサーバー、Dell PowerStore 3200Tオールフラッシュストレージ、Dell PowerProtect DD6400バックアップストレージなどが導入された。圧縮・重複排除機能による実容量の3倍のストレージリソース確保と、ランサムウェア対策の強化が評価のポイントとなっている。

導入後の効果として、約60TBの物理容量を約180TB分のストレージ空間として利用可能になり、複数世代のバックアップ取得を実現した。また、レスポンスのパフォーマンスが大幅に向上し、ファイルの開閉やバックアップ処理も規定時間内に完了するなど、安定稼働を実現している。

愛媛県庁内LANシステムの導入効果まとめ

ランサムウェアについて

ランサムウェアとは、コンピュータシステムやデータを暗号化して使用不能にし、復旧と引き換えに身代金を要求するマルウェアのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• ファイルやシステムを暗号化して使用不能にする
• 復号化と引き換えに仮想通貨などでの支払いを要求
• メールの添付ファイルや不正サイトから感染

デル・テクノロジーズのPowerProtect DDは、バックアップデータの改ざんや暗号化を防ぐ機能を備えており、ランサムウェア攻撃からの防御に効果を発揮する。愛媛県の庁内LANシステムでは、1次/2次バックアップによる遠隔レプリケーションを実装し、より強固なセキュリティ体制を構築している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「愛媛県が、DXによる行政の効率化、県民生活の向上、地域経済の活性化を加速するため、行政活動を支える「庁内LANシステム」に、デル・テクノロジーズのインフラ製品群を採用 | デル・テクノロジーズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000316.000025237.html, (参照 25-01-10).
2. Dell. https://www.dell.com/ja-jp

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