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シリウスビジョンがマルチブックの海外クラウド経理部を導入、月次決算・本社報告が最大10日短縮でガバナンス強化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

シリウスビジョンがマルチブックの海外クラウド経理部を導入、月次決算・本社報告が最大10日短縮でガバナンス強化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • シリウスビジョンがグローバルクラウドERP multibookを導入
  • 月次決算・本社報告が最大10日短縮し5営業日で確定
  • タイ現地法人のガバナンス体制が強化された

シリウスビジョンのマルチブックBPOサービス導入

株式会社マルチブックは人工知能で高精度画像検査を行う画像検査システムのリーディングカンパニーであるシリウスビジョン株式会社に対し、グローバルクラウドERP「multibook」を活用したデジタルBPOサービス「海外クラウド経理部」を導入した。マルチブックの「海外クラウド経理部」は今回が導入初事例となり、月次決算・本社報告を最大10日短縮し5営業日で確定できるようになった。[1]

シリウスビジョンはAI技術を用いた高精度の画像検査技術によって食品や医薬品、文房具など多様な業界向けに印刷物の品質検査装置を提供している。グローバル事業の成長に伴い海外拠点の経理業務のリアルタイムな可視化とガバナンス強化が急務となっていたため、「multibook」を活用したリアルタイムでのデータアクセスが可能なデジタルBPOサービスの導入を決定したのだ。

「海外クラウド経理部」導入による大きな効果として、本社から現地法人の財務状況がシステム上でリアルタイムに確認できるようになり、ガバナンス強化と業務改善が可能となった。また「海外クラウド経理部」が現地の経理担当者に変わって業務を代行することで、現地人材不足の問題も解消される結果となっている。

海外クラウド経理部の導入効果まとめ

導入前 導入後
レポート作成期間 15営業日程度 5営業日
データアクセス レポート提出後 リアルタイム
ガバナンス体制 レポート遅延あり 即時確認可能
人材リソース 人材不足 BPOによる補完
multibookの詳細はこちら

BPOについて

BPOとはBusiness Process Outsourcingの略称で、企業が自社の業務プロセスの一部を外部の専門企業に委託することを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 業務効率化とコスト削減が可能
  • 専門知識を持つ人材の確保が容易
  • コア業務への経営資源の集中が実現

シリウスビジョンの事例では、マルチブックの「海外クラウド経理部」というBPOサービスを活用することで経理業務の効率化を実現している。BPOサービスによって月次決算・本社報告の期間が大幅に短縮され、タイ現地法人のガバナンス体制も強化されたのだ。

海外クラウド経理部に関する考察

「海外クラウド経理部」の導入効果として最も評価すべき点は、リアルタイムでのデータアクセスと経理業務の可視化を実現した点である。グローバル展開を進める企業にとって海外拠点の財務状況をタイムリーに把握することは非常に重要であり、ガバナンス体制の強化に大きく貢献するものだろう。

一方で今後の課題として、現地スタッフとBPOサービス提供者との連携体制の構築が重要になってくるのではないだろうか。経理業務をBPOに任せきりにするのではなく、現地スタッフの育成と適切な業務分担を行うことで、より強固な経理体制を築くことが可能になるはずだ。

今後は他の海外拠点への展開が期待されるが、その際には各国の会計制度や商習慣の違いにも柔軟に対応できる体制作りが必要になる。経理BPOサービスの進化によって、より多くのグローバル企業が効率的な経理業務を実現できるようになることを期待したい。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「シリウスビジョン、経理BPOで月次決算・本社報告最大10日短縮<5営業日で月次決算確定> | 株式会社マルチブックのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000015843.html, (参照 25-01-16).

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