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公開：2025-01-16

オプテージ曽根崎データセンターにJPNAP、JPIX、BBIXがIX接続拠点を開設、関西圏のインターネットインフラ整備が加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• オプテージ曽根崎データセンターにIX接続拠点を開設
• JPNAP、JPIX、BBIXが2026年1月から順次開設へ
• クロスコネクト料金が1年間無料になるキャンペーンを実施

オプテージがデータセンターでIXサービスの提供を開始

オプテージは、株式会社インターネットマルチフィード（JPNAP）、株式会社JPIX、BBIX株式会社と共同で、オプテージ曽根崎データセンター（OC1）にインターネットエクスチェンジサービスの接続拠点を2026年1月から順次開設することを2025年1月15日に発表した。関西圏におけるパブリッククラウドのアクセスポイントの集積地である心斎橋エリアと堂島エリアの近辺に建設中のデータセンターで、国内外の事業者との接続に最適なネットワーク拠点となるだろう。^[1]

高画質な動画配信サービスの普及に加えて、生成AIを活用した多様なサービスの展開が見込まれることから、インターネットトラフィックの継続的な増加が予想されている。低遅延かつ安定したインターネット接続環境の需要に応えるため、オプテージ曽根崎データセンターは都市型コネクティビティデータセンターとして機能を提供することになった。

オプテージは各IXサービスの接続拠点開設に合わせて、オプテージ曽根崎データセンター内のお客さまラックと各IXを接続するクロスコネクト料金が割引になるキャンペーンを実施する。2025年1月15日から2026年1月31日までの期間中に申し込みを行った顧客を対象に、利用開始から1年間のクロスコネクト料金を無料で提供することが決定した。

オプテージ曽根崎データセンターのIX接続拠点開設概要

インターネットエクスチェンジについて

インターネットエクスチェンジ（IX）とは、インターネットサービスプロバイダー（ISP）やコンテンツプロバイダー間のトラフィックを相互に交換するための接続ポイントのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 複数のネットワーク事業者が効率的に相互接続可能
• 通信の低遅延化とトラフィックの最適化を実現
• インターネットの安定性と冗長性を向上

インターネットエクスチェンジサービスは、高画質な動画配信サービスや生成AIを活用したサービスの展開に伴うトラフィック増加に対応するための重要なインフラとなっている。オプテージ曽根崎データセンターにJPNAP、JPIX、BBIXの3社が接続拠点を開設することで、関西圏における通信品質の向上と安定したサービス提供が期待できるだろう。

オプテージ曽根崎データセンターのIX接続拠点開設に関する考察

オプテージ曽根崎データセンターにIX接続拠点を開設することは、関西圏のインターネットインフラ整備において重要な意味を持つ。特に心斎橋エリアと堂島エリアという都市の中心部に位置することで、企業のデジタル化やクラウド活用を加速させる基盤として機能することが期待できるだろう。

今後の課題として、増加するトラフィックに対応するための設備拡張や、セキュリティ対策の強化が必要となってくる。また、複数のIX事業者が共存することで、サービス品質の維持や障害時の対応など、運用面での調整が重要になってくるだろう。

将来的には、5G・6Gなどの次世代通信規格やエッジコンピューティングの普及に伴い、IXの重要性はさらに高まることが予想される。オプテージ曽根崎データセンターには、こうした技術革新にも柔軟に対応できる拡張性と運用体制の構築が望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「JPNAP、JPIX、BBIXがオプテージ曽根崎データセンター（OC1）にIX接続拠点を開設 | 株式会社オプテージのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000051725.html, (参照 25-01-16).

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