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コルグがポータブルレコードプレーヤーhandytraxx playを発表、デジタルエフェクトとスクラッチ機能を搭載し音楽表現の可能性を拡大

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • コルグがポータブルレコードプレーヤーhandytraxx playを発表
  • 価格は55,000円で発売日は未定
  • デジタルエフェクトやオーディオルーパーを搭載

コルグが新ポータブルレコードプレーヤーhandytraxx playを発表

コルグは2025年1月、どこでも気軽にレコードを楽しめるオールインワンのポータブルレコードプレーヤー「handytraxx play」を発表した。Vestax元社長の中間俊秀氏との共同開発により実現したhandytraxx playは、オリジナルのHandy Traxのエッセンスを継承しながら最新のデジタル機能を搭載している。[1]

handytraxx playには最先端のデジタルエフェクトとオーディオルーパーが実装されており、通常のレコードプレーヤーの枠を超えた創造的な機能を提供する。物理メディアのレコードを単に再生して聴くだけでなく演奏する楽しさを提供し、カジュアルなレコード愛好家からハードコアな「ポータブリスト」まで幅広いユーザーに対応する。

製品価格は55,000円に設定され、発売日は現時点で未定となっている。スクラッチに最適化されたフェーダーや3種類のフィルター、オーディオルーパーなど充実した機能を搭載し、付属のACアダプターまたは単三電池6本での駆動が可能で、2.5Wの内蔵スピーカーも備えている。

handytraxx playの主な機能まとめ

機能 詳細
デジタルエフェクト 3種類のフィルター(DJフィルター、EQ&アイソレーター、ピーキングワウフィルター)
オーディオ機能 2.5W内蔵スピーカー、ディレイエフェクト、オーディオルーパー
電源 ACアダプターまたは単三電池6本
カートリッジ対応 セラミックカートリッジ、MMカートリッジ両対応

Portablismについて

Portablismとは、ストリートでDJプレイやスクラッチを楽しみスキルを競い合う音楽文化のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • ポータブルレコードプレーヤーを使用したDJプレイ文化
  • ストリートでのパフォーマンスとスキル競争
  • 独自のDJスタイルとコミュニティの形成

handytraxx playの前身となるVestax Handy Traxは、Portablismカルチャーの発展に大きく貢献したポータブルレコードプレーヤーである。オールインワンタイプのポータブルレコードプレーヤーを世界に広め、ストリートDJカルチャーの象徴的な存在として認知されている。

handytraxx playに関する考察

handytraxx playの最大の価値は、デジタルエフェクトやオーディオルーパーといった現代的な機能と、アナログレコードの魅力を両立させている点にある。カスタム設計されたトーンアームやスクラッチに最適化されたフェーダーは、従来のポータブルプレーヤーの限界を超える性能を実現している。

一方で、55,000円という価格設定は一般的なレコードプレーヤーと比較すると高額であり、カジュアルユーザーへの普及の障壁となる可能性がある。ただし、デジタルエフェクトやオーディオルーパーなどの付加価値を考慮すると、プロフェッショナルやPortablismの愛好家にとっては十分な投資価値があるだろう。

今後は、アプリケーションとの連携やエフェクトの追加など、ソフトウェアアップデートによる機能拡張が期待される。また、コンパクトながら高音質な内蔵スピーカーは、屋外でのパフォーマンスの可能性を広げる重要な要素となるはずだ。

参考サイト

  1. ^ Korg. 「handytraxx play - PORTABLE RECORD PLAYER | KORG (Japan)」. https://www.korg.com/jp/products/dj/handytraxx_play/, (参照 25-01-20).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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