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岡谷エレクトロニクスがPCIe 5.0 SSD新モデルを提供開始、AI開発における高速データ処理と耐久性を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

岡谷エレクトロニクスがPCIe 5.0 SSD新モデルを提供開始、AI開発における高速データ処理と耐久性を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • 岡谷エレクトロニクス、PCIe 5.0 SSD 2機種を提供開始
  • 高性能なD7-PS1010とD7-PS1030がラインナップ
  • AI開発における高速データ処理と耐久性を実現

PCIe 5.0 SSDのD7-PS1010とD7-PS1030がAI処理の負荷に対応

岡谷エレクトロニクス株式会社は、Intel社のSSD部門を継承したSolidigm社の新型PCIe 5.0 SSD「D7-PS1010」と「D7-PS1030」を2025年1月21日より提供開始した。これらのSSDはランダム読取速度を最大50%向上させ、レイテンシを最大33%短縮することで、AIモデルの開発や導入時の厳しい要求に応える性能を実現している。[1]

新モデルのD7-PS1010は最大15.36TBの大容量と1DWPDの耐久性を備え、累積書き込みデータ総量が3.5PBWに達する高性能なストレージとなっている。一方のD7-PS1030は最大12.8TBの容量と3DWPDの高耐久性を特徴とし、累積書き込みデータ総量が8.7PBWという優れた性能を発揮するだろう。

両モデルはE3.SおよびU.2フォームファクターで提供され、AI開発だけでなく汎用サーバーやトランザクション処理、ストレージサーバー、意思決定支援システムなど、多様なワークロードに対応する設計が施されている。このようなマルチユースケースへの適応性により、企業のデータ処理基盤を包括的に支援している。

PCIe 5.0 SSDの性能比較まとめ

D7-PS1010 D7-PS1030
最大容量 15.36TB 12.8TB
耐久性 1DWPD 3DWPD
累積書き込みデータ総量 3.5PBW 8.7PBW
主な用途 AIに最適化されたストレージ 書き込み集約型の使用
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レイテンシについて

レイテンシとは、データの要求から応答までの時間的な遅延のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • データ処理における重要な性能指標
  • ストレージシステムの応答性を示す基準
  • AIワークロードの効率性に直接影響を与える要素

PCIe 5.0 SSDにおけるレイテンシの最適化は、AIモデルの学習やデプロイメントにおいて重要な役割を果たしている。Solidigm社の新型SSDは従来製品と比較してレイテンシを最大33%短縮し、AIの開発プロセスを加速させる性能を実現した。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「岡谷エレクトロニクス、ハイエンドサーバーの業務負担を最適化するダイナミックな速さを備えた『PCIe 5.0 SSD』を提供開始 | 岡谷エレクトロニクス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000122162.html, (参照 25-01-22).
  2. Intel. https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html

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