インターネット

INTERNET

公開：2025-01-23

KDDIとWi2がStarlinkを活用した船上Wi-Fiサービスを開始、東京九州フェリーで最大220Mbpsの高速通信を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• KDDIとWi2が船上Wi-Fiサービス「フェリーWi-Fi」を開始
• Starlinkを活用し最大220Mbpsの高速通信を実現
• 東京九州フェリー「はまゆう」で期間限定提供

KDDIとWi2がStarlinkを活用した船上Wi-Fiサービスを開始

KDDIとワイヤ・アンド・ワイヤレスは2025年1月22日より、高速・低遅延の衛星ブロードバンドStarlinkを活用した船上Wi-Fiサービス「フェリーWi-Fi」の提供を開始した。東京九州フェリーの「はまゆう」において、エントランスホールやレストランなどの一部パブリックスペースで利用可能となっている。^[1]

船上での通信環境は従来、携帯通信事業者のエリア外であることから陸からの電波を拾える一部エリアでしか利用できず、衛星通信が整備されている場合でも数Mbps程度の低速な通信に限られていた。最大220Mbpsの高速通信を実現するフェリーWi-Fiによって、20時間近くの航海中でもSNSや動画閲覧などのインターネット利用が可能になった。

利用料金はauユーザーは無料で、その他のユーザーは24時間1,500円となっている。東京九州フェリー「はまゆう」での提供は2025年1月22日から3月31日までの期間限定で、今後は利用状況を確認しながら順次提供フェリーを拡大していく予定だ。

フェリーWi-Fiのサービス概要

衛星ブロードバンドについて

衛星ブロードバンドとは、通信衛星を使用してインターネット接続を提供するサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 地上インフラに依存せず広範囲のエリアをカバー
• 海上や山間部などの通信困難エリアでも利用可能
• 低軌道衛星による低遅延な通信を実現

従来の船上での通信環境は、陸上の基地局からの電波を受信できる一部エリアでしか利用できず、衛星通信が整備されていても数Mbps程度の低速な通信に限られていた。Starlinkの導入により、最大220Mbpsの高速通信が実現し、長時間の航海中でもストレスのない通信環境を提供できるようになった。

参考サイト

1. ^ KDDI. 「Starlinkの高速通信を船上で提供、「フェリーWi-Fi」開始 | KDDI News Room」. https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr-402_3676.html, (参照 25-01-23).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「インターネット」に関するコラム一覧「インターネット」に関するニュース一覧