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JALと九州大学、唐津市がブルーカーボン活用でJブルークレジット認証を取得、環境価値の創出と地域活性化を推進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

JALと九州大学、唐津市がブルーカーボン活用でJブルークレジット認証を取得、環境価値の創出と地域活性化を推進

PR TIMES より


記事の要約

  • JALなど3者がブルーカーボン活用の取り組みでJブルークレジット認証を取得
  • 唐津市の小学生向けワカメ養殖体験プログラムを実施
  • 地域の養殖産業の維持・活性化と気候変動緩和策を推進

JALなど3者が連携しブルーカーボンの取り組みを展開

日本航空株式会社、九州大学、唐津市は2025年1月10日にJブルークレジット認証を取得し、ブルーカーボンを活用した気候変動緩和策を推進している。このプロジェクトでは佐志小学校の児童を対象としたワカメ養殖体験プログラムと地元漁業者によるワカメ養殖業を通じて、環境保全と地域活性化を両立させる取り組みを展開している。[1]

プロジェクトの特徴として、ワカメ養殖による二酸化炭素の吸収効果を定量化し、その成果をJブルークレジットとして認証を受けることで環境価値を創出している点が挙げられる。認証クレジット量は0.4t-CO2であり、1口0.1t-CO2を55,000円で公募販売することで経済的価値の創出にも成功している。

プロジェクトの参加者として、からふさ研究会(佐賀玄海漁業協同組合組合員有志)と唐津市立佐志小学校が加わり、地域一体となった取り組みを実現している。このプロジェクトを通じて、未来を担う子どもたちへの環境教育機会の提供と、地域の養殖産業の発展を目指している。

ブルーカーボンプロジェクトの概要

項目 詳細
プロジェクト名称 未来を担う人材を育てる佐賀県唐津湾ワカメ養殖体験プロジェクト
認証取得日 2025年1月10日
認証クレジット量 0.4t-CO2
販売単位 1口0.1t-CO2(55,000円税込)
申込期間 2025年1月14日から2月26日17:00まで
実施主体 JAL、九州大学、唐津市、からふさ研究会、佐志小学校

ブルーカーボンについて

ブルーカーボンとは、藻場や浅場などの海洋生態系に取り込まれた炭素のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 海草藻場や海藻藻場、湿地・干潟、マングローブ林などの生態系が対象
  • 2009年に国連環境計画が新しい吸収源対策として提示
  • 気候変動緩和策として注目される環境技術

ブルーカーボン生態系は海洋における二酸化炭素の隔離・貯留機能を持ち、気候変動対策において重要な役割を果たしている。今回のプロジェクトではワカメ養殖を通じてブルーカーボンの活用を促進し、地域産業の活性化と環境保全の両立を目指している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「(共同リリース)唐津市におけるブルーカーボンを活用した取り組みがJブルークレジット®認証を取得しました | 日本航空株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001176.000030684.html, (参照 25-01-25).

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