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公開：2025-01-30

Amazonが日本で新たな再生可能エネルギープロジェクトを発表、国内の発電設備容量が2倍以上に拡大へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Amazonが日本で新たに4件の太陽光発電所への投資を発表
• 日本国内の再生可能エネルギー発電設備容量が2倍以上に拡大
• 国内投資プロジェクトが25件に到達し年間320,000MWh以上を生成予定

Amazonの日本国内における再生可能エネルギープロジェクトの拡大

Amazonは2025年1月29日、日本国内における新たな4件の大規模太陽光発電所への投資計画を発表した。日本国内での再生可能エネルギーの発電設備容量は2023年の101MWから2024年には211MWへと増加し、わずか1年間で2倍以上の規模に拡大している。^[1]

新規追加された4件のプロジェクトは福島県の35MW太陽光発電所と北海道の2件の10MW太陽光発電所、さらに山口県の10MW太陽光発電所から構成されており、発電事業者としてEDP Renewables Japan株式会社や地域電力株式会社、X-ELIO Japan株式会社が参画している。Amazonは2040年までのネット・ゼロ・カーボン達成を目指すThe Climate Pledgeの一環としてカーボンフリーエネルギーへの投資を進めているのだ。

山地が多く平地が限られている日本特有の課題に対応するため、Amazonは単体および分散型の大規模太陽光発電所、屋根設置型の太陽光発電など多様な方法で再生可能エネルギーの調達を推進している。分散型の太陽光発電所では首都圏と東北地方の450カ所以上の設備から年間約23,000MWhの電力を生成することが可能となっており、限られた土地を効率的に活用する取り組みとなっている。

Amazonの再生可能エネルギープロジェクトまとめ

再生可能エネルギーについて

再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、水力など自然界で繰り返し起こる現象から取り出すエネルギーのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 化石燃料と異なり枯渇の心配がなく持続可能
• 発電時に温室効果ガスを排出せずカーボンフリー
• 地域特性に応じた多様な発電方式が選択可能

Amazonが日本で投資する25件のプロジェクトは年間320,000MWh以上の電力生成が見込まれており、日本の一般家庭76,000世帯以上の年間消費電力量に相当する規模となっている。Bloomberg NEFによるとAmazonは2020年から世界最大の再生可能エネルギー購入企業であり、日本国内でも最大の再生可能エネルギー購入企業としての地位を確立している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Amazon、日本で4件の新たな再生可能エネルギープロジェクトを発表 | アマゾンジャパン合同会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001979.000004612.html, (参照 25-01-30).

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