QuantumCoreがミリ波レーダー活用のAI離床センサーを開発、介護現場の見守り負荷軽減に貢献
PR TIMES より
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記事の要約
- QuantumCoreがAI離床センサーの提供を開始
- ミリ波レーダーとエッジAIで高精度な離床検知が可能
- CareTEX東京'25でデモ展示を実施予定
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ミリ波レーダー活用のAI離床センサーがQuantumCoreから登場
株式会社QuantumCoreは、ミリ波レーダーを活用したソリューション「RDQore」をベースに、介護領域向けの新製品「AI離床センサー」の提供を2025年1月29日に開始した。エッジAI技術を活用したAI離床センサーはベッドサイドに設置するだけで寝ている状態や起き上がる動作をリアルタイムに検知することが可能であり、既存のナースコールやBluetooth・Wi-Fiを通じて即座に通知できる仕組みを実装している。[1]
カメラを使用しないプライバシー保護と接触センサー不要の衛生面での利点を両立したAI離床センサーは、高齢者や要介護者の転倒リスクの低減や迅速なケア対応を実現する革新的なソリューションとなっている。既に介護見守りシステム事業者1社へのOEM提供を開始しており、実際の設備導入検証が進められている段階だ。
CareTEX東京'25での展示では、ベッドサイドを模した環境で実際の離床動作の検知デモが行われる予定となっている。2025年2月3日から5日にかけて東京ビッグサイトで開催される展示会では、AI離床センサーの検知精度や運用イメージを体験できる機会が設けられており、見守りサービス事業者向けのOEM提供相談も受け付けることになっている。
AI離床センサーの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
設置方法 | ベッドサイドに小型デバイスを設置するだけ |
検知機能 | 寝た状態、上体を起こした状態、完全離床状態を区別して検知 |
通知方式 | 既存ナースコール、Bluetooth/Wi-Fi経由でのスマートフォン通知 |
特徴的技術 | 60GHzミリ波レーダー、リザバーコンピューティング技術 |
提供形態 | 一般提供およびOEM提供に対応 |
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リザバーコンピューティングについて
リザバーコンピューティングとは、ニューラルネットワークの一種で、時系列データの処理に特化した機械学習手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 少量のデータでもリアルタイム学習が可能
- 環境や個人に合わせて柔軟に適応
- エッジデバイス上での効率的な処理を実現
QuantumCoreのAI離床センサーでは、リザバーコンピューティング技術と前処理アルゴリズム「Qore Pre-Processor」を組み合わせることで、ミリ波レーダーのマルチパス由来のノイズ問題を抑制している。電波センサーの信号処理における高い精度と効率性により、介護現場での実用的な見守りソリューションを実現することが可能となっている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ベッドサイドに置くだけ!業界初ミリ波レーダー活用の「AI離床センサー」の提供開始 | 株式会社QuantumCoreのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000039630.html, (参照 25-01-30).
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