JPX総研が上場企業向け業務効率化サービスを拡充、ESG情報検索ツールの無償提供でサステナビリティ推進を強化
PR TIMES より
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記事の要約
- JPX総研がIR/サステナビリティ推進担当者向け業務効率化サービスを提供
- SCRIPTS AsiaとみんせつによるIRイベント管理・議事録作成サービス
- DATAZORAと協業したESG情報検索ツールの無償提供を開始
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JPX総研の業務効率化サービス提供による上場企業のIR支援強化
株式会社JPX総研は、上場企業のIRおよびサステナビリティ推進担当者向けに包括的な業務効率化サービスを2025年1月28日より提供している。新たに東京証券取引所の上場企業が無償で利用できるJPXサステナビリティ情報検索ツール(ベータ版)の提供も開始され、企業のESG情報開示を支援する体制が整備された。[1]
SCRIPTS Asia株式会社は上場企業とのパートナー契約に基づき、決算説明会やESG説明会などのイベントの議事録を日本語および英語で作成するサービスを展開している。作成された議事録は専用ポータルサイトを通じて提供され、企業のコーポレートウェブサイトへの掲載や機関投資家との個別ミーティングでの活用が可能となっている。
みんせつが提供する「みんなの説明会」プラットフォームでは、決算説明会情報の集約や取材日程調整システムを提供しており、年間32,000件の日程調整に利用されている実績がある。さらにDATAZORAとの協業により、ESG関連情報の一元管理や検索機能を備えたサービスも展開されている。
JPX総研の提供サービスまとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
IRイベント議事録作成 | SCRIPTS Asiaによる決算説明会等の日英議事録作成サービス |
IR取材日程調整 | みんせつによる年間32,000件の取材日程調整システム |
ESG情報検索 | DATAZORAと協業したESG関連情報の検索・閲覧サービス |
サステナビリティ情報 | 東証上場企業向け無償検索ツール(ベータ版)の提供 |
対象ユーザー | 上場企業のIR担当者およびサステナビリティ推進担当者 |
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ESG情報について
ESG情報とは、企業の環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に関する非財務情報のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 企業の持続可能性を評価する重要な指標として活用
- 投資家の投資判断における重要な評価基準
- 統合報告書やサステナビリティレポートで開示される情報
JPX総研は、ESG情報の効率的な収集と開示を支援するため、DATAZORAとの協業により38項目に及ぶESG項目について東証プライム市場上場企業の公開資料へのリンクを一覧表示できるツールを提供している。このツールにより、上場企業のサステナビリティ情報開示の負担軽減と質の向上が期待される。
JPX総研の業務効率化サービスに関する考察
JPX総研が提供する包括的な業務効率化サービスは、上場企業のIR活動とESG情報開示の質的向上に大きく貢献する可能性を秘めている。特にSCRIPTS Asiaによる多言語対応の議事録作成サービスは、グローバル投資家とのコミュニケーション強化に寄与するものであり、日本企業の情報開示の国際化を促進する効果が期待できるだろう。
一方で、ESG情報開示の標準化や質の確保が今後の課題として浮上する可能性がある。各企業の開示情報の粒度や形式にばらつきが生じる可能性があり、比較可能性の確保が重要になってくるだろう。DATAZORAとの協業による38項目のESG項目の標準化は、この課題に対する一つの解決策となり得る。
今後はAIやデータ分析技術の活用により、より高度な情報分析や予測が可能になることが期待される。JPX総研には、テクノロジーの進化に合わせたサービスの拡充と、企業と投資家の対話促進に向けた継続的な支援が求められている。さらなる機能追加や使いやすさの向上により、日本市場全体の透明性と効率性の向上につながることを期待したい。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「【日本取引所グループ】 上場会社のIR/サステナビリティ推進ご担当者様向け 業務効率化サービスのご紹介 | 株式会社JPX総研のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000137648.html, (参照 25-01-30).
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