公開:

アドバンテックがIntel Core Ultra搭載の産業用マザーボード2機種を発表、最大36TOPSのAI処理能力で産業用途に対応

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

アドバンテックがIntel Core Ultra搭載の産業用マザーボード2機種を発表、最大36TOPSのAI処理能力で産業用途に対応

PR TIMES より


記事の要約

  • アドバンテックが産業用マザーボード2機種を発表
  • Intel Core Ultraプロセッサ対応で最大36TOPSのAI処理が可能
  • データ可視化や画像解析に最適化された設計を実現

Intel Core Ultra搭載の産業用マザーボードがデータ処理を刷新

アドバンテック株式会社は、Intel Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)Sシリーズに対応した産業用マザーボード「AIMB-2710」と「AIMB-589」を2025年1月30日に発表した。NPUを搭載した初のデスクトッププロセッサにより、最大36TOPSのAI処理性能を実現し、医療画像処理や半導体テスト装置などの高度なデータ処理を可能にするものだ。[1]

両製品はPCIe Gen5を備え、高性能GPUカードの増設に対応するほか、6400MHzのDDR5メモリやUSB4 Type-C、複数のUSB 3.2 Gen2ポート、2.5GbE LANポートを搭載することで、リアルタイムでの高速かつ正確なデータ伝送を実現している。マルチコアパフォーマンスは最大15%向上し、エッジインテリジェンス能力を大幅に向上させることだろう。

Mini-ITX規格の「AIMB-2710」は2025年6月末から、Micro-ATX規格の「AIMB-589」は2025年9月末から受注開始となる。両製品はRAIDサポートによるシームレスなデータバックアップや、TPM 2.0およびECC機能を備えており、エッジでのデータ保護機能が強化されている。

産業用マザーボードの仕様比較

AIMB-2710 AIMB-589
フォームファクタ Mini-ITX規格 Micro-ATX規格
対応チップセット Q870E/H810E W880/Q870
メモリ容量 最大96GB DDR5 最大192GB DDR5
USB3.2ポート数 6ポート 8ポート
SATAポート数 2ポート 8ポート

NPUについて

NPUとはNeural Processing Unitの略称で、AI処理に特化した専用プロセッサであり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 行列演算に最適化された4つのXeグラフィックスエンジンを搭載
  • 最大36TOPSの高速AI処理性能を実現
  • エッジデバイスでのリアルタイムAI処理に対応

Intel Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)Sシリーズでは、初めてデスクトッププロセッサにNPUが統合された。マルチコアパフォーマンスが最大15%向上し、DDR5メモリとの組み合わせにより、最大6400MT/sの高速データ処理が可能となっている。これにより、医療画像処理や半導体テスト装置などの高度なAI処理を必要とするアプリケーションの性能が大幅に向上するだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「アドバンテック、Intel® Core™ Ultraプロセッサ(シリーズ2)Sシリーズに対応した産業用マザーボードを発表 | アドバンテック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000073476.html, (参照 25-01-31).
  2. Intel. https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「AI」に関するコラム一覧「AI」に関するニュース一覧
アーカイブ一覧
AIに関する人気タグ
AIに関するカテゴリ
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。