シャープがCOCORO OFFICEサーバーにUTM機能搭載モデルを追加、中小企業のセキュリティ対策を強化
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記事の要約
- シャープがCOCORO OFFICEサーバーにUTM機能を搭載した新モデルを発表
- ファイアウォールやIPS機能などのセキュリティ対策を統合
- 2025年2月下旬以降に販売開始予定
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シャープがCOCORO OFFICEサーバーにUTM機能搭載モデルを追加
シャープ株式会社は、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」と連携可能なNAS製品「COCORO OFFICEサーバー BP-X2STシリーズ」に、UTM機能を搭載した「COCORO OFFICEサーバーG2 UTM機能搭載パック」を2025年2月下旬以降に発売すると発表した。COCORO OFFICEサーバーは2024年3月の発売以来、高速な全文ファイル検索機能や外出先からのリモートアクセスが可能な製品として多くの企業に導入されている。[1]
近年のサイバー攻撃の巧妙化に対応するため、UTM機能搭載パックではファイアウォール、IPS、アンチウイルスなどのセキュリティ機能を統合的に提供することで、外部からの不正アクセスやマルウェア感染による情報漏洩対策を実現している。特に専任のIT管理者がいない中小規模の企業におけるセキュリティ対策の強化が期待できるだろう。
COCORO OFFICEサーバーは2TB、4TB、8TBの3モデルをラインアップしており、UTM機能搭載パックには COCORO OFFICE専用IDや設置・設定サービス、オンサイト保守なども含まれている。パッケージ化されたソリューションとして提供されることで、中小企業や小規模オフィスのDXとセキュリティ対策を1台で実現することが可能だ。
COCORO OFFICEサーバーG2 UTM機能搭載パックの仕様まとめ
2TBモデル | 4TBモデル | 8TBモデル | |
---|---|---|---|
サーバー本体 | BP-X2ST04 | BP-X2ST08 | BP-X2ST16 |
実効容量 | 2TB | 4TB | 8TB |
RAIDレベル | RAID1 | RAID6 | RAID6 |
搭載ドライブ | 2TB × 2本 | 2TB × 4本 | 4TB × 4本 |
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UTMについて
UTM(Unified Threat Management)とは、統合脅威管理の略称で、複数のセキュリティ機能を1つのアプライアンスに統合したセキュリティソリューションのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- ファイアウォール、IPS、アンチウイルスなど複数のセキュリティ機能を統合
- 一元的な管理による運用負荷の軽減
- 統合的な脅威検知による効果的なセキュリティ対策
近年のランサムウェア被害は中小企業が約6割を占めており、専任のIT管理者がいない中小規模の企業にとってUTMの導入は効果的なセキュリティ対策となる。UTM機能搭載パックは脅威対策スループットが360Mbps、ファイアウォールスループットが1,600Mbpsの性能を持ち、同時セッション数は最大160,000まで対応可能だ。
参考サイト
- ^ SHARP. 「UTM機能を搭載した「COCORO OFFICEサーバー」を発売|ニュースリリース:シャープ」. https://corporate.jp.sharp/news/250130-a.html, (参照 25-02-01).
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