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公開：2025-02-04

テラスカイがACCELQの国内販売契約を締結、AIを活用したテスト自動化ツールで業務効率化を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• テラスカイがACCELQの国内販売契約を締結
• AIを活用したテスト自動化・管理ツールを販売開始
• Salesforce関連企業向けに展開予定

テラスカイによるACCELQの国内初販売権獲得

株式会社テラスカイは、米国ACCELQ社のテスト自動化・管理ツール「ACCELQ」の日本国内での販売契約を2024年12月に締結し、2025年1月31日に発表を行った。ACCELQは、AIを活用してノーコードでテストの自動化と管理ができるクラウドネイティブなアプリケーションであり、日本国内での販売権獲得はテラスカイが初となる。^[1]

ACCELQは、Web、モバイル、API、データベースなどのさまざまなプラットフォームでテストの自動化が可能であり、プログラミング知識を必要としない点が特徴となっている。情報通信業の大規模Salesforceユーザー企業では、数日間にわたる手動テストの作業が数時間に短縮され、コストと労力が80%削減されたという導入効果が報告されている。

テラスカイはSalesforceを導入し内製開発を推進する企業やSalesforce開発のシステムインテグレーターを中心に、2025年2月より本格的な販売を開始する予定だ。企業のシステム内製化とDX推進を支援するため、2019年に開始したリリース管理ツールFlosumに続き、ACCELQを国内のDevSecOpsソリューション市場に投入する。

ACCELQの主な機能まとめ

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DevSecOpsについて

DevSecOpsとは、Development（開発）、Security（セキュリティ）、Operations（運用）を統合したソフトウェア開発アプローチのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 開発プロセス全体でセキュリティを統合的に確保
• 自動化によるセキュリティテストの効率化
• 継続的なセキュリティ監視と改善の実現

テラスカイは、ACCELQの導入によってDevSecOpsの実践を支援し、Salesforce開発における効率的なテスト自動化を実現する。特に、プログラミング知識を必要としないノーコードのアプローチにより、より多くの開発者がセキュアな開発プロセスに参加できるようになる。

ACCELQの国内販売に関する考察

ACCELQの国内販売開始は、Salesforceを活用する企業のテスト作業効率化に大きな影響を与える可能性がある。特に、手動テストの作業時間が大幅に削減され、コストと労力の80%削減という具体的な効果が示されており、多くの企業にとって魅力的なソリューションとなるだろう。

ただし、ノーコードでのテスト自動化という新しいアプローチに対する組織の受け入れ態勢や、既存のテスト手法からの移行に関する課題が想定される。テラスカイには、導入企業に対する充実したサポート体制の構築と、ユースケースに基づいた具体的な導入メリットの提示が求められる。

今後は、ACCELQとFlosumを組み合わせた包括的なDevSecOpsソリューションの提供により、企業のシステム内製化とDX推進がさらに加速することが期待される。特に、Salesforce開発における継続的なリリースとテストの自動化が実現することで、開発サイクルの短縮化と品質向上の両立が可能になるだろう。

参考サイト

1. ^ テラスカイ. 「米国発コード不要のAIテスト自動化・管理ツール「ACCELQ」の国内初リセラーパートナー契約を締結」. https://www.terrasky.co.jp/news/2025/01/31/terrasky.php, (参照 25-02-04).

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