IoT

アイオーティー

公開：2025-02-05

Yanekaraが工事不要の家庭用蓄電池を発売、太陽光発電オーナー向けに試行販売を開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Yanekaraが家庭用蓄電池を試行販売開始
• 工事不要でコンセント接続のみの簡単設置
• 太陽光発電オーナー向けに5名限定で販売

Yanekaraバッテリーの試行販売開始で家庭用蓄電池市場に新風

株式会社Yanekaraは太陽光発電オーナーの需要に応える形で、工事不要の家庭用蓄電池「Yanekaraバッテリー」の試行販売を2025年2月5日より開始した。EcoFlow社のポータブル電源をベースとしたYanekaraバッテリーは電力メーターとの連携により太陽光発電の余剰電力を効率的に蓄電することが可能となっている。^[1]

Yanekaraバッテリーの最大の特徴は家電と同様にコンセントに接続するだけで設置が完了する点であり、従来の家庭用蓄電池と比較して導入時の工事が不要となっている。電気代の年間削減効果は約1.6万円で、停電時には太陽光発電システムの自立コンセントから充電することで持続的な電力確保が実現できる。

試行販売では全国の太陽光発電オーナーを対象に抽選で5名を選出し、通常価格から50%オフの127,000円での提供となっている。バッテリー本体に加えてβ版のアプリとコントローラーが付属し、アプリを通じて買電量や売電量、バッテリー充電率のリアルタイム監視が可能だ。

Yanekaraバッテリーの仕様まとめ

製品の詳細はこちら

家庭用蓄電池について

家庭用蓄電池とは太陽光発電システムと連携して余剰電力を蓄えることができる設備のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 電力の自家消費率を向上させ電気代を削減
• 停電時のバックアップ電源として活用可能
• CO2排出量の削減に貢献し環境負荷を軽減

従来の家庭用蓄電池は本体価格と工事費用を合わせると100万円以上の高額な投資が必要となっているが、YanekaraバッテリーはEcoFlow社のポータブル電源をベースとすることで大幅なコストダウンを実現している。電力メーターとの連携機能により余剰電力の効率的な蓄電が可能となり、固定価格買取期間満了後の太陽光発電システムの活用を促進する。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「コンセントにプラグインするだけ！家庭用蓄電池「Yanekaraバッテリー」を試行販売 | 株式会社Yanekaraのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000067381.html, (参照 25-02-05).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「IoT」に関するコラム一覧「IoT」に関するニュース一覧