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オムロンが新型マルチV2XシステムKPEP-A-2シリーズを発表、太陽光発電とEVの統合システムで省エネ効果向上へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

オムロンが新型マルチV2XシステムKPEP-A-2シリーズを発表、太陽光発電とEVの統合システムで省エネ効果向上へ

PR TIMES より


記事の要約

  • オムロンが新型マルチV2XシステムKPEP-A-2シリーズを発表
  • 太陽光発電とEVを統合したハイブリッドシステムを提供
  • 2025年4月より一般住宅向けに販売開始予定

オムロン ソーシアルソリューションズのKPEP-A-2シリーズ発表

オムロン ソーシアルソリューションズは住宅向けの新型マルチV2Xシステム「KPEP-A-2シリーズ」を2025年4月より発売する予定だと発表した。従来の単機能V2Xシステムに太陽光発電と電気自動車のハイブリッドシステムを統合することで、再生可能エネルギーの活用を実現している。[1]

環境省が推進する2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として、2035年までに新車販売における電動車比率を100%にする目標が掲げられており、電気自動車の普及拡大が見込まれている。電気料金の上昇傾向が続く中、太陽光発電と組み合わせることで、昼間に発電した電力を電気自動車に貯めて使用することが可能だ。

オムロン ソーシアルソリューションズは2023年5月に発売した「KPEP-Aシリーズ」を機能アップし、既存の太陽光発電システムとの親和性を高めている。単機能型V2Xシステムとしての利用から、後からハイブリッドV2Xシステムへのステップアップも可能となった。

KPEP-A-2シリーズの仕様まとめ

製品種別 型式 タイプ
マルチV2Xパワーコンディショナ KPEP-A-2 一般タイプ
マルチV2Xパワーコンディショナ KPEP-A-2S 重塩害対応タイプ
EVユニット KP-DDV-2 一般/重塩害対応両用
V2X用PVユニット KP-DDP66-3 一般タイプ
V2X用PVユニット KP-DDP66-3S 重塩害対応タイプ

V2Xについて

V2Xとは「Vehicle to X」の略称で、電気自動車と何か(X)との接続や相互連携を総称する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 住宅(V2H)や建物(V2B)への給電が可能
  • 電気自動車を蓄電池として活用
  • 災害時の非常用電源としても機能

V2Xシステムは太陽光発電システムと組み合わせることで、再生可能エネルギーの効率的な活用を実現する技術である。グリッドパリティを達成した住宅用太陽光発電と組み合わせることで、売電より自家消費するケースが増加しており、年々上昇傾向にある電気料金対策としても注目を集めている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「マルチV2Xシステム「KPEP-A‐2シリーズ」の発売について | オムロン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000000765.html, (参照 25-02-05).

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