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公開：2025-02-05

InfinidatがInfiniBox SSA G4でTechTarget銀賞を受賞、AMDプロセッサ採用で性能と効率を大幅に向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• InfiniBoxのSSA G4システムがTechTargetの銀賞を受賞
• 前世代比2.5倍のスケールアップと35マイクロ秒のレイテンシを実現
• AMDプロセッサ採用で消費電力を大幅削減

InfiniBox SSA G4オールフラッシュストレージの性能向上と受賞

Infinidat社は2024年5月にInfiniBox SSA G4オールフラッシュストレージシステムをリリースし、2025年1月23日にTechTargetの「Best Enterprise Storage Arrays of 2024」で銀賞を受賞したことを発表した。InfiniBox SSAシリーズは同賞において3年連続で高評価を獲得している。^[1]

InfiniBox SSA G4はAMD EPYC CPUを採用した新コントローラノードプラットフォームとPCI Express 5.0を実装することで、業界最速となる35マイクロ秒のレイテンシと従来比2.5倍のスケールアップ性能を実現した。さらにエネルギー効率の向上とサイバーストレージレジリエンス機能の搭載により、エンタープライズデータストレージの性能を飛躍的に向上させている。

新たなライフサイクル管理オプションとしてInfiniVerse Mobiusを開始し、ストレージアレイの長期利用を可能にした。またInfuzeOS Cloud EditionによってMicrosoft Azureへの対応を追加し、既存のAWSに加えてマルチクラウド環境でのデータ保護機能を拡張している。

InfiniBox SSA G4の主な特徴まとめ

サイバーストレージレジリエンスについて

サイバーストレージレジリエンスとは、ストレージシステムがサイバー攻撃や障害に対して回復力を持ち、データを保護する機能のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• システムの可用性とデータの完全性を維持する機能
• サイバー攻撃からの迅速な復旧を可能にする仕組み
• クラウド環境でのデータ保護機能の強化

InfiniBox SSA G4では、InfiniSafeサイバーレジリエンス機能をVMware環境にも拡大することで、より広範なシステム環境での保護を実現している。サイバーセキュリティ保証SLAと組み合わせることで、エンタープライズ環境における高度なデータ保護を提供する。

InfiniBox SSA G4に関する考察

InfiniBox SSA G4が示す性能向上は、データセンターの効率化とコスト削減に大きな影響を与える可能性がある。特にAMD EPYCプロセッサの採用による消費電力の削減は、持続可能なIT基盤の構築という観点で重要な進展となるだろう。

クラウドサービスの多様化に伴い、マルチクラウド環境での一貫したデータ管理の重要性は今後さらに高まると予想される。InfiniBox SSA G4のAzureサポート追加は時宜を得た対応であり、ハイブリッドクラウド環境における選択肢の拡大につながるものと考えられる。

ライフサイクル管理の観点では、InfiniVerse Mobiusの導入により、システムの長期運用とコスト最適化の両立が可能になっている。今後はAIワークロードへの対応やさらなるクラウドサービスとの連携強化が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「InfinidatのInfiniBox™ SSA G4オールフラッシュシステムがTechTargetの「2024年ベストエンタープライズストレージアレイ」で銀賞を受賞 | Infinidat Japan合同会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000134767.html, (参照 25-02-05).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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