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インプレスがデータセンター調査報告書2025を発売、AI需要増加で市場拡大が続く中での最新動向を分析

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • インプレスがデータセンター調査報告書2025を発売開始
  • CD版と冊子版の2形態で提供される市場分析レポート
  • AI需要増加によるデータセンター投資拡大を詳細に分析

インプレスがデータセンター市場動向を網羅的に分析した調査報告書を発売

株式会社インプレスは2025年1月30日、新産業調査レポート「データセンター調査報告書2025[高まるAIへの需要を受け投資が拡大]」の発売を開始した。クラウド&データセンター完全ガイドの監修のもと、2007年から継続的に発行されているデータセンター市場の包括的な分析レポートの最新版として、今回で18回目の発行となっている。[1]

報告書はCD(PDF)版・電子版が18万7000円、CD(PDF)+冊子版が19万8000円で提供されており、データセンター事業者の動向と企業の利用動向を詳細に分析している。生成AI需要の高まりによってデータセンターへの投資が増大しており、大規模なAIデータセンターの新設計画や大手クラウド事業者による莫大な投資が相次いでいる状況を明らかにしている。

データセンター事業者のAI対応サービスとして、GPUサーバーやHPCサーバーの安定稼働を提供する高発熱サーバー対応サービスと、LLMの開発やAIサービス提供に使用する計算リソースを提供するAIクラウドサービスの両方が拡大傾向にある。カーボンニュートラルに向けた再生可能エネルギーへの取り組みも同時に加速している状況だ。

データセンター市場の動向まとめ

項目 詳細
発売形態 CD(PDF)版・電子版、CD(PDF)+冊子版の2形態
価格(税込) CD(PDF)版・電子版:18万7000円、CD(PDF)+冊子版:19万8000円
発行実績 2007年度から開始し18回目の発行
高発熱サーバー利用率 現在の利用率12.7%、利用意向・検討中34.2%
主な分析内容 ハイパースケール型とリテール型の新設動向、AI対応サービスの取り組み状況

ハイパースケール型データセンターについて

ハイパースケール型データセンターとは、大規模なクラウドサービスやAIサービスの提供に特化した大容量のデータセンターのことを指す。以下のような特徴を持っている。

  • 大手クラウド事業者による大規模な投資と運営
  • 高い拡張性と大容量の処理能力を実現
  • AIワークロードに最適化された設備と冷却システム

ハイパースケール型データセンターは2023年末にリテール型の累積ラック数を初めて上回り、急速な成長を続けている。生成AI需要の高まりを受けて新規計画が相次いでおり、一部の計画に遅延傾向が見られるものの、今後も投資拡大と新設が継続される見通しである。

参考サイト

  1. ^ インプレス総合研究所. 「AI需要の高まりを受け新規計画が相次ぐ一方、既存計画は遅延傾向 『データセンター調査報告書2025』を1月30日(木)に発売 GPU/HPCサーバーの利用意向は5割。生成AI活用で関心高まる | インプレス総合研究所」. https://research.impress.co.jp/topics/list/dc/708, (参照 25-02-08).

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