日本郵便がe転居サービスをリニューアル、郵便局アプリから最短5分で転居届の申込が完了可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

日本郵政株式会社および日本郵便株式会社は、引っ越しを予定している人向けの郵便物転送サービス「e転居」を2025年2月10日にリニューアルした。400万ダウンロードを突破した郵便局アプリを通じて最短5分での申込完了を実現し、マイナンバーカードの読み取りもより簡単になっている。^[1]

引っ越し経験者に対する調査では、転居届の申し込みを面倒だと感じる人が約4割にのぼり、郵便局への来店や手書きの書類作成が主な理由として挙げられていた。このリニューアルによって、24時間いつでもどこでもスマートフォンから手続きが可能になり、ユーザーの利便性が大幅に向上することが期待される。

さらに2025年2月17日から3月31日までの期間限定で、郵便局アプリからe転居を利用した人を対象に、抽選で1000名にゆうゆうポイント3000ポイントが当たるキャンペーンを実施する。キャンペーンに外れた利用者全員でゆうゆうポイント100万ポイントを山分けできるWチャンスも用意されている。

項目	詳細
申込方法	郵便局アプリまたはWebサイトから24時間受付
所要時間	最短5分で完了
新機能	スマートフォン操作に最適化されたデザイン、マイナンバーカード読取改善
キャンペーン期間	2025年2月17日～3月31日
特典内容	抽選1000名に3000ポイント、外れた場合は100万ポイントを山分け

マイナンバーカードの読取とは、本人確認のためにICチップ内の情報を電子的に読み取る技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

e転居サービスにおけるマイナンバーカードの読取機能は、従来のシステムでは操作が難しいという声が多く寄せられていた。今回のリニューアルでは郵便局アプリとの連携により読取手順が簡略化され、より多くのユーザーが快適に利用できるようになっている。

e転居のリニューアルによって実現した最短5分での申込完了は、デジタル化が進む現代社会において非常に重要な進化である。特にスマートフォンでの操作性向上とマイナンバーカード読取の改善は、ユーザーの時間的・物理的な負担を大きく軽減することが期待できるだろう。

今後の課題として、高齢者や技術に不慣れな層へのサポート体制の充実が挙げられる。オンライン手続きに不安を感じるユーザーへの丁寧なガイダンスやヘルプデスクの整備が、サービスの更なる普及には不可欠だと考えられるが、郵便局アプリの直感的なUIがその解決策となる可能性は高い。

将来的には、AIチャットボットによるサポートや多言語対応など、より幅広いユーザーに対応できる機能の追加が期待される。マイナンバーカードとの連携強化により、転居に関連する他の行政手続きとの連携も視野に入れた展開が望まれる。

^ 日本郵便. 「【引っ越しシーズン到来】郵便物などの転送をWebで申し込める「e転居」が、もっと便利に！」. https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2025/00_honsha/0212_02.html, (参照 25-02-14).

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