プロディライトがINNOVERA 2.0の着信拒否機能を強化、迷惑電話対策が2ステップで完了可能に
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PR TIMES より
記事の要約
- クラウドPBX「INNOVERA 2.0」に着信拒否機能を追加
- 電話番号の前方一致による着信拒否設定が可能に
- 最新着信履歴から2ステップで着信拒否設定が可能に
クラウドPBX「INNOVERA 2.0」の着信拒否機能強化
株式会社プロディライトは、クラウドPBX「INNOVERA 2.0」に新たな着信拒否機能を2025年2月17日にリリースした。新機能では電話番号の前方一致による着信拒否設定機能が実装され、国際電話番号からの迷惑電話への対策が可能になった。国番号を指定することで特定の国からの着信を一括で拒否できるようになっている。[1]
前方一致による着信拒否設定では、国際電話番号だけでなく着信課金番号などの特定のプレフィックスを持つ電話番号からの着信も拒否できるようになった。この機能により、海外に取引先や支店を持つ企業でも、必要な着信は許可しながら迷惑電話を効果的にブロックすることが可能になっている。
さらに、当日中なら直近で通話した電話番号を2ステップで着信拒否設定できる機能も追加された。従来は管理画面にログインして設定する必要があったが、184を押して発信し自動音声のガイダンスに従うだけで設定が完了する。短時間で繰り返しかかってくる迷惑電話への即時対応が可能になった。
INNOVERA 2.0の新機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
前方一致による着信拒否 | 国番号や着信課金番号などのプレフィックスで着信拒否が可能 |
2ステップ設定機能 | 184発信で当日中の着信履歴から即時に着信拒否設定が可能 |
対象バージョン | INNOVERA 2.0(INNOVERA 1.0は非対応) |
リリース日 | 2025年2月17日 |
クラウドPBXについて
クラウドPBXとは、クラウド上で提供される電話交換機システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 従来のハードウェアPBXをクラウド化し、保守や管理の手間を削減
- スマートフォンやPCから会社の電話番号での発着信が可能
- 場所を問わない柔軟な電話環境の構築が可能
クラウドPBXは、ビジネスフォンのDXを推進する重要なツールとして注目されている。INNOVERAは国産のクラウドPBXとして、ビジネスフォン用途だけでなく小規模なコールセンターの構築にも対応しており、現代の働き方に適した電話環境を提供している。
INNOVERAの着信拒否機能に関する考察
INNOVERAの新機能は、増加する迷惑電話や特殊詐欺への対策として非常に有効な手段となる可能性が高い。特に前方一致による着信拒否機能は、国際電話を装った迷惑電話への対策として画期的であり、業務の効率化に大きく貢献するだろう。
一方で、正規の国際電話まで誤ってブロックしてしまう可能性も考えられる。そのため、ホワイトリスト機能の追加や、AIによる迷惑電話の自動判定など、より柔軟な着信制御機能の実装が望まれる。
今後は、着信履歴の分析機能や迷惑電話データベースとの連携など、より高度な機能の追加が期待される。クラウドPBXの特性を活かし、他社との情報共有や迷惑電話番号の自動検知なども実現できれば、より効果的な対策が可能になるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「クラウドPBX「INNOVERA」、最新アップデートで迷惑電話対策がさらに便利に | 株式会社プロディライトのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000144252.html, (参照 25-02-19).
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