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公開：2025-02-19

アプラスが後払い機能付きスマホ決済アプリVALUECAを提供開始、QUICPayとVisaタッチ決済に対応し利便性が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アプラスが後払い機能付きスマホ決済アプリVALUECAを提供開始
• QUICPayとVisaタッチ決済に対応したプリペイドカード機能を実装
• オートチャージやVポイントチャージなど利便性が向上

アプラスの新決済アプリVALUECAがリリース

SBI新生銀行グループの株式会社アプラスは、後払い機能とオートチャージ機能を備えたスマートフォン決済アプリ「VALUECA」の提供を2025年2月16日より開始した。VALUECAは2022年2月に開始した後払い型決済アプリ「Tポイント×QUICPay」のリニューアル版として、アプラスの金融プラットフォーム「BANKIT」を基盤として開発されている。^[1]

VALUECAはQUICPay加盟店やVisaのタッチ決済対応加盟店での店頭決済、インターネットショッピングでの利用が可能なVisaプリペイドカードとして機能する。残高不足時にチャージできる「スマートクレカ」機能や貯まったVポイントをチャージする機能も実装され、ユーザーの利便性が大幅に向上している。

従来の「Tポイント×QUICPay」と比較して、アプリ登録時の手続きが簡略化されダウンロード後すぐに利用可能となった。また、事前設定した残高を下回った際のオートチャージ機能やクレジットカードおよびセブン銀行ATMからのチャージ手段が追加され、決済手段としての柔軟性が向上している。

VALUECAの機能まとめ

VALUECAの詳細についてはこちら

スマートクレカについて

スマートクレカとは、残高が不足した際でもチャージ可能で、そのチャージ分を後払いで返済できるチャージ専用のアプリ完結型クレジットカードのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 残高不足時の即時チャージが可能
• チャージ分の後払い返済に対応
• アプリ内で完結する審査システム

スマートクレカの利用には本人確認と所定の審査が必要となり、未成年者は利用することができない。アプリ内での手続きで完結するため、従来の実体カードの発行を必要としない点が特徴的であり、即時利用ニーズに応える革新的な決済手段となっている。

VALUECAのリリースに関する考察

VALUECAの提供開始は、後払い機能とプリペイド機能を組み合わせた新しい決済手段として注目に値する。特にオートチャージ機能とスマートクレカ機能の組み合わせは、ユーザーの残高管理の手間を大幅に軽減し、シームレスな決済体験を実現する可能性を秘めている。

一方で、後払い機能の利用促進に伴う過剰な与信拡大や、利用者の支払い能力を超えた決済の発生が懸念される。これらの課題に対しては、利用限度額の適切な設定や、支払い状況に応じた与信管理の強化が重要になってくるだろう。

今後はVポイントとの連携をさらに強化し、ポイント還元率の向上や特典の拡充など、ユーザーにとってより魅力的なサービスとなることが期待される。また、他の金融サービスとの連携も視野に入れ、総合的な資産管理プラットフォームへと発展する可能性も考えられる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「後払い機能とオートチャージ機能を備えたスマホ決済アプリ「VALUECA（バリューカ）」が誕生　～「Tポイント×QUICPay」アプリをリニューアル～ | 株式会社アプラスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000005563.html, (参照 25-02-19).

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