ソフトウェア

SOFTWARE

公開：2025-02-22

PeopleXがPeopleWorkにサーベイ機能を追加、人材育成の効果測定と改善が効率化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• PeopleWorkに社員の評価収集・分析機能を追加
• ラーニングコースに対する社員のフィードバックを一元管理
• コース設計の改善とフォローアップが効率化

PeopleWorkのオンボーディングアプリにサーベイ機能が追加

株式会社PeopleXは、エンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」の人材開発・オンボーディングアプリケーションにサーベイ機能を2025年2月21日に追加した。本機能はコース内の一タスクとして評価記入項目を設けることで、オンボーディング内容に対する評価を収集・分析することが可能になっている。^[1]

サーベイ機能を活用することで、社員がコースに対して抱く不明点やスキル習得に必要なフォローの有無、求められたスキル習得の実現度合いなどのフィードバックを、各コースに紐づく形で収集し一元管理することが可能になった。この機能によってコースの設計内容全体の振り返りと改善を実効的に行えるようになっている。

PeopleWorkの人材開発・オンボーディングアプリケーションは2024年10月のリリース以来、テンプレート利用による独自のラーニングコース設計や人事担当者によるタスク管理機能を提供してきた。今回のアップデートにより既存ユーザーは手続き不要で新機能を利用できる仕組みとなっている。

PeopleWorkの新機能まとめ

PeopleWorkの詳細資料はこちら

エンプロイーサクセスHRプラットフォームについて

エンプロイーサクセスHRプラットフォームとは、企業の持続的な成長を支援するために社員の能力発揮を促進するプラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 入社・異動・昇格時の即戦力化支援
• 社員の成長環境構築の効率化
• ラーニングコンテンツの提供と管理

PeopleWorkは複数のプロダクトを統合したエンプロイーサクセスHRプラットフォームとして、人材開発やオンボーディング、福利厚生など幅広い機能を提供している。各機能は独立して利用できるため、企業の規模や目的に応じて必要な機能を選択して導入することが可能だ。

PeopleWorkのサーベイ機能に関する考察

PeopleWorkにサーベイ機能が追加されたことで、オンボーディングの効果測定が定量的に行えるようになった点が評価できる。従来のオンボーディングでは進捗管理が中心であったが、社員からのフィードバックを体系的に収集・分析できる仕組みが整ったことで、より実効性の高い人材育成プログラムの構築が可能になるだろう。

今後の課題として、収集したフィードバックデータの活用方法の確立が重要になってくる。フィードバックの分析結果を基にしたコース内容の改善や、個々の社員に対する最適なフォローアップ施策の立案など、データドリブンな人材育成を実現するための体制作りが必要となってくるだろう。

将来的には、AIを活用したフィードバック分析や、それに基づく自動的なコース改善提案機能の実装が期待される。社員の成長度合いや習熟度をより正確に把握し、個々人に最適化された学習パスを提供できるようになれば、企業の人材育成はさらに効率的なものになっていくはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「PeopleX、「PeopleWork」の人材開発・オンボーディングアプリケーションにサーベイ機能を追加 | 株式会社PeopleXのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000139786.html, (参照 25-02-22).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ソフトウェア」に関するコラム一覧「ソフトウェア」に関するニュース一覧