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公開：2025-02-28

マーケットエンタープライズと岡山県総社市がリユース事業で連携、粗大ごみ削減と循環型社会の実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• マーケットエンタープライズと岡山県総社市がリユース事業で連携開始
• 「おいくら」を活用し粗大ごみの削減と循環型社会の形成を目指す
• 市民の不要品売却と受け渡しを最短当日に実現

総社市とマーケットエンタープライズのリユース事業連携による廃棄物削減の取り組み

マーケットエンタープライズと岡山県総社市は2025年2月26日に、リユース事業に関する協定を締結し連携をスタートした。総社市が運営する生活用品交換銀行の取り組みをさらに発展させ、マーケットエンタープライズのリユースプラットフォーム「おいくら」を活用することで、不要品の再利用促進と廃棄物削減を目指している。^[1]

総社市では月1回の粗大ごみ収集を実施しているが、市民からは自宅からの搬出に関する要望が寄せられていた状況が続いていた。「おいくら」の導入により、自宅の中まで訪問する出張買取が可能となり、大型品や重量物の売却が容易になるため、市民の利便性が大幅に向上することが期待されている。

マーケットエンタープライズは地方創生SDGs官民連携プラットフォームへの参画や楽器寄附ふるさと納税実行委員会の活動など、官民の垣根を超えたSDGsへの取り組みを展開してきた実績がある。総社市との連携により、二次流通の活性化と循環型社会の実現に向けた取り組みがさらに加速することが見込まれている。

総社市における「おいくら」サービスの詳細

リユースプラットフォームについて

リユースプラットフォームとは、不要品の売買を仲介するオンラインサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 複数のリユースショップへの一括査定が可能
• 品目や状態に応じた適切な買取価格の提示
• 専門業者による安全な取引の実現

マーケットエンタープライズが運営する「おいくら」は、全国の加盟リユースショップに一括査定依頼が可能で、約130万人が利用している実績がある。自治体との連携により、地域社会における循環型社会の形成に貢献している。

総社市とマーケットエンタープライズの連携に関する考察

総社市と「おいくら」の連携により、市民のリユースに対する意識が大きく変化することが期待される。特に、これまで廃棄物として処理されていた不要品が売却という形で再利用されることで、環境負荷の低減と経済的価値の創出という両面でのメリットが生まれるだろう。

今後の課題として、高齢者や障がい者など、オンラインサービスの利用に不慣れな市民へのサポート体制の整備が考えられる。総社市の既存の生活用品交換銀行の仕組みと「おいくら」のサービスを効果的に組み合わせることで、より多くの市民がリユースの恩恵を受けられる環境づくりが重要だ。

将来的には、他の自治体への横展開や、より幅広い品目への対応など、サービスの拡充が期待される。官民連携による循環型社会の形成は、持続可能な地域づくりのモデルケースとなる可能性を秘めている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「おいくら」と岡山県総社市が粗大ごみ増加の3月を前に不要品リユース事業で連携を開始 | 株式会社マーケットエンタープライズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000417.000015239.html, (参照 25-02-28).

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