経済

ECONOMY

公開：2025-02-22

エコノミスト・インパクトが第12回ワールド・オーシャン・サミットを東京で初開催、海洋環境と経済発展の両立を目指す取り組みを強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• エコノミスト・インパクトが第12回ワールド・オーシャン・サミットを東京で初開催
• 海洋環境保護と経済発展の両立に向けた議論を実施
• 世界各国から145名以上の登壇者が参加予定

ワールド・オーシャン・サミットの東京開催で海洋経済の発展を目指す

エコノミスト・インパクトは日本財団との共催で、第12回ワールド・オーシャン・サミットを2025年3月12日から13日まで東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京にて開催することを発表した。日本での開催は初となり、世界各国から145名以上の登壇者が参加して海洋環境と経済発展の両立について議論を展開する予定だ。^[1]

海洋経済に関係する利害関係者を一堂に集めることで、国連の持続可能な開発目標SDGs14である海洋保護の2030年目標達成に向けた新たな相乗効果や解決策を生み出すプラットフォームを提供する。日本は14,000以上の島々と約35,000kmの海岸線を有する海洋国家であり、2030年には海洋関連経済の規模が28兆円に達すると予測されている。

本サミットでは海運業の脱炭素化やブルーフードソリューション、海洋ファイナンス、海洋汚染対策など広範なテーマについて60を超えるセミナーを実施する予定だ。両日午後には「How to」ワークショップを開催し、参加者が行動計画を作成して解決策についてインタラクティブに意見交換する機会が設けられている。

第12回ワールド・オーシャン・サミットの開催概要

サミットの詳細はこちら

持続可能な海洋経済について

持続可能な海洋経済とは、海洋環境を保護しながら経済的な発展を実現する考え方のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 海洋資源の持続可能な利用と保護の両立
• 海洋環境に配慮した経済活動の推進
• 海洋生態系の保全と経済発展の調和

海洋経済の持続可能な発展には、政策立案者やビジネスリーダー、科学者、NGOなど多様なステークホルダーの協力が不可欠となっている。ワールド・オーシャン・サミットは国連の持続可能な開発目標SDGs14の達成に向けて、これらのステークホルダーが一堂に会して具体的な解決策を議論する重要な場となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「エコノミスト・インパクト、海洋環境と持続可能な海洋経済を探る第12回 「ワールド・オーシャン・サミット」を3月12-13日に東京で初開催 | The Economist Newspaper Limitedのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000132624.html, (参照 25-02-22).

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