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小樽市が公衆無線LANにフルノシステムズのACERAを採用、災害時対応と観光客向けサービスを実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

小樽市が公衆無線LANにフルノシステムズのACERAを採用、災害時対応と観光客向けサービスを実現

PR TIMES より


記事の要約

  • 小樽市がフルノシステムズのACERAを採用した公衆無線LANを整備
  • 市内19施設でOtaru-City-Wi-Fiのネットワークを構築
  • 災害時は00000JAPANに切り替わる防災対応システムを実現

小樽市の公衆無線LANにフルノシステムズのACERAを採用

フルノシステムズは小樽市の公衆無線LAN「Otaru-City-Wi-Fi」のネットワーク整備において、無線LANアクセスポイント「ACERA」が採用されたことを2025年2月28日に発表した。小樽市では2024年3月から市民や観光客向けの無料Wi-Fiサービスの供用を開始しており、市役所や市民会館、図書館など市内の公共施設19箇所にACERAを設置している。[1]

Otaru-City-Wi-FiはFacebookLINE、X、GoogleYahoo! JAPAN IDでのSNS認証に対応しており、利用者は手軽に接続して利用することが可能となっている。ネットワーク管理にはフルノシステムズの「UNIFAS」を導入することで、効率的な運用管理を実現している。

防災・減災の観点から、災害発生時には災害用統一SSID「00000JAPAN」に自動的に切り替わる機能を備えており、避難所となる施設では非常用電源と合わせて整備されている。災害時でも市民が安全に過ごせるよう、通信環境の確保に重点が置かれた整備となっている。

Otaru-City-Wi-Fiの整備状況

項目 詳細
サービス開始時期 2024年3月
設置場所 小樽市役所別館、市民会館、公会堂、勤労青少年ホーム、市立図書館など
設置台数 19台
認証方式 Facebook、LINE、X、Google、Yahoo! JAPAN ID
管理システム UNIFAS
災害時対応 00000JAPANへの自動切替、非常用電源確保

災害用統一SSIDについて

災害用統一SSIDとは、災害発生時に誰もが容易にインターネットに接続できるよう統一された無線LANの識別名のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • パスワード不要で接続可能な緊急時用のWi-Fi規格
  • 全国共通の識別名「00000JAPAN」を使用
  • 災害時の情報収集や安否確認に活用可能

小樽市では災害用統一SSIDを活用し、避難所となる公共施設での通信環境を確保している。災害発生時には通常のOtaru-City-Wi-Fiから自動的に切り替わり、非常用電源と組み合わせることで、市民の安全確保と情報収集を支援する体制が整えられている。

公衆無線LANの整備に関する考察

小樽市の公衆無線LAN整備は、観光客の利便性向上と防災対策の両立という点で注目に値する取り組みである。特にSNS認証による簡便な接続方式の採用は、国内外からの観光客にとって使いやすいシステムとなっており、観光地としての魅力向上に貢献するだろう。

一方で、公衆無線LANの運用においてはセキュリティの確保が重要な課題となる可能性がある。特に観光客の増加に伴い、不正アクセスやなりすましなどのリスクも高まることが予想されるため、継続的なセキュリティ対策の強化が必要となるだろう。

今後は公衆無線LANの利用状況や効果を検証しながら、カバーエリアの拡大や通信速度の向上などの改善を進めることが期待される。特に歴史的建造物が多い小樽の街並みに配慮しつつ、どのように通信インフラを整備していくかが重要な課題となっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「小樽市の公衆無線LAN「Otaru-City-Wi-Fi」にフルノシステムズのACERAが採用 | 株式会社フルノシステムズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000004012.html, (参照 25-03-01).
  2. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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