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公開：2025-03-03

TISが自律型人材育成アプリ「Practice」を正式提供開始、生成AIフィードバックとチーム向け新機能で組織開発を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• TISが自律型人材育成アプリ「Practice」の正式提供を開始
• 生成AIを活用したフィードバック機能を新たに追加
• 価値観ギャラリーなどのチーム向け機能を実装

TISの自律型人材育成アプリケーション「Practice」が正式サービスへ

TIS株式会社は人材育成に必要なリフレクションを促進する自律型人材育成アプリケーション「Practice」を2025年3月3日より正式提供することを発表した。一般社団法人21世紀学び研究所と共同開発したPracticeは2023年4月から約20社300名を対象に無償トライアルを実施してきた経緯がある。^[1]

今回の正式提供開始に際して生成AIを活用したフィードバック機能やTIS独自開発のプラネットモデルに基づいたクエスチョンの提供サイクルが新たに実装された。チームの一体感と相互学習を促進するチームクエスチョンや組織の多様性を一覧で参照できる価値観ギャラリーなども追加されている。

変化が激しく先行きが不透明なVUCA時代において人的資本経営の実現に向けた自律型人材の育成が求められている背景がある。経済産業省が2020年9月に発表した人材版伊藤レポートでは企業の持続的な価値向上を目指し人材戦略に関わる関係者の行動変容の促進が検討開始された。

Practiceの機能と利用料金まとめ

Practiceの詳細はこちら

リフレクションについて

リフレクションとは、人材育成の分野において自分自身の仕事や業務から一度離れて仕事の流れや考え方・行動などを客観的に振り返ることを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 業務や行動を客観的に分析し振り返る手法
• 成功や失敗から気づきや学びを得る
• 新たな仮説を持って次の行動につなげる

Practiceではリフレクションを通じてユーザーの自己開示や自己肯定、ビジョン形成、課題解決、目標達成のサイクルを習慣化することができる。約180問のクエスチョンから1日1リフレクションを入力することで自律型人材への成長を促し、チームメンバーの潜在スキルを最大化する仕組みとなっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「TIS、自律型人材育成アプリケーション「Practice」の正式提供を開始 | ＴＩＳ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001721.000011650.html, (参照 25-03-03).
2. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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