DX

ディーエックス

公開：2025-03-03

パーソルクロステクノロジーがSalesNowを導入、営業効率化と有効商談率1.4倍向上を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• パーソルクロステクノロジーが企業データベースSalesNowを導入
• 営業1人あたり月1営業日分の工数が削減される
• 有効商談率が約1.4倍に向上する成果を達成

パーソルクロステクノロジーのSalesNow導入による営業改善効果

株式会社SalesNowは、テクノロジーソリューション事業を手がけるパーソルクロステクノロジー株式会社が企業データベース「SalesNow」を導入したことを2025年3月3日に発表した。会社の規模拡大に伴い、既存事業のハウスリストや顧客基盤とは異なる新たなターゲット層の開拓が必要となっていたことが導入の背景となっている。^[1]

SalesNowの導入により、アクティビティ機能を活用した企業の求人情報の詳細検索が可能となり、業界や従業員数などの企業属性データを活用した戦略的なアプローチが実現できるようになった。部署直通の連絡先情報が取得可能となったことで、商談やアウトバウンドアプローチの事前準備の効率化にも大きく貢献している。

導入後の成果として、営業担当者1人あたり月1営業日分の工数削減を達成し、有効商談率が約1.4倍に向上している。今後は既存企業における別部署開拓を積極的に進め、SalesNowのラベル機能を活用してより戦略的な顧客データの管理・活用を目指すとともに、スタートアップやテック企業の開拓も加速させる方針だ。

SalesNow導入による改善効果まとめ

導入事例の詳細はこちら

企業データベースについて

企業データベースとは、企業に関する様々な情報を体系的に収集・整理・管理したシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 企業の基本情報から詳細なビジネスデータまでを包括的に管理
• 検索・分析機能により必要な情報を効率的に抽出可能
• 営業活動や市場調査に活用できる戦略的なツール

SalesNowは国内約540万社のデータを網羅している日本最大級の企業データベースとして、BtoBセールス活動における手作業での営業リスト作成や企業情報収集、ローラー架電といった非効率な業務を大幅に改善することが可能だ。企業データを基盤とした営業効率化支援により、セールス業務の生産性向上を実現している。

SalesNowの営業支援機能に関する考察

SalesNowの企業データベースは、従来の顧客管理ツールでは実現できなかった柔軟な企業情報の抽出と活用を可能にしており、これは営業活動のデジタルトランスフォーメーションにおける重要な一歩となっている。特にアクティビティ機能による求人情報の詳細検索は、企業の成長フェーズや採用ニーズを把握する上で非常に有効な手段となるだろう。

今後の課題として、データの更新頻度や精度の維持・向上が挙げられる。企業情報は日々変化するため、常に最新かつ正確なデータを提供し続けることが、ツールの信頼性を保つ上で重要となる。また、AI技術の活用によるデータ分析の高度化や、より詳細な業界特性に応じたカスタマイズ機能の追加も期待されるところだ。

また、既存の顧客管理システムとの連携強化も重要な課題となるだろう。営業担当者が複数のツールを使い分ける必要がある現状を改善し、シームレスな情報連携を実現することで、さらなる業務効率の向上が見込まれる。企業データベースの活用による営業DXの推進は、今後ますます重要性を増すと考えられる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「AI機能の活用で、営業1人あたり月1営業日分の工数削減。有効商談率が約1.4倍に改善。パーソルクロステクノロジー株式会社が企業データベース「SalesNow」を導入。 | 株式会社SalesNowのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001140.000049221.html, (参照 25-03-03).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧