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ビット・トレード・ワンがREVIVE USB Type-Cを発売、1円玉サイズで最大36入力に対応する自作入力デバイス

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ビット・トレード・ワンがREVIVE USB Type-Cを発売
  • 12ボタンのUSB入力デバイスが自作可能
  • マトリックス接続で最大36入力まで対応

REVIVE USB Type-C発売でUSB入力デバイスの自作が容易に

ビット・トレード・ワンは、USB Type-C接続の入力デバイスが自作できるモジュール「REVIVE USB Type-C」を2025年3月14日に発売する予定だ。従来のRevive USBシリーズの基本仕様を踏襲しつつ、リバーシブルで利便性の高いUSB Type-Cコネクタを採用することで、接続時の利便性が大幅に向上している。[1]

本体サイズは16×20×5mmと1円玉サイズを実現し、高機能ファームウェアを搭載することでチャタリング防止やエンコーダ入力対応などの高度な機能を実現した。価格はオープンプライスで、直販価格は2,178円に設定されており、専用ソフトウェアを用いて12本のピンに任意の操作を設定できる。

マトリックス対応ファームウェアに書き換えることで最大36入力まで対応可能だが、この場合はエンコーダ接続ができずチャタリング防止機能もオフになる制約がある。Windows 7以降に対応しており、オリジナル入力デバイスの製作やプロトタイピングなどに活用できる。

REVIVE USB Type-Cの仕様まとめ

項目 詳細
本体寸法 16×20×5mm(突起部除く)
入力点数 12(デジタル)、最大36(マトリックス接続時)
対応OS Windows 7以降
電源 5V(USBより給電)
使用温度 0~40℃(結露なきこと)
保証期間 1年間

USB Type-Cについて

USB Type-Cとは、USB規格の最新のコネクタ形状規格の一つで、従来のUSB Type-AやMicro-USB等と比較して優れた特徴を持つ。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • リバーシブル設計による簡単な接続
  • 高速なデータ転送と電力供給が可能
  • 小型かつ堅牢な設計

REVIVE USB Type-Cでは、このUSB Type-Cコネクタの採用により、従来のMicro-Bケーブル接続の不便さを解消し、どちら向きでも簡単に接続が可能となった。この特徴により、ユーザーは入力デバイスの開発に集中できる環境が整備されている。

REVIVE USB Type-Cに関する考察

REVIVE USB Type-Cの発売は、USB入力デバイスの自作市場に大きな影響を与える可能性がある。特に1円玉サイズという小型設計と、高機能ファームウェアによるチャタリング防止機能の実装は、入力デバイスの信頼性と使いやすさを大幅に向上させるだろう。

今後の課題として、マトリックス接続時のエンコーダ非対応とチャタリング防止機能の無効化が挙げられる。これらの制約は、複雑な入力デバイスを製作する際の障壁となる可能性があるため、ファームウェアのアップデートによる機能の両立が期待される。

将来的には、より多くのOSへの対応拡大やBluetooth接続への対応など、機能の拡張が望まれる。特に無線通信への対応は、モバイルデバイスとの連携やIoT分野での活用を促進し、新たな用途の開拓につながるだろう。

参考サイト

  1. ^ Bit Trade One LTD. 「ADRVUSBC Type-CのUSB入力デバイスを簡単に自作できる極小モジュールREVIVE USB Type-C | Bit Trade One LTD」. https://bit-trade-one.co.jp/adrvusbc/, (参照 25-03-08).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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