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IT検証技術者認定試験が2025年春期からCBT化、全国340ヵ所での受験が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

IT検証技術者認定試験が2025年春期からCBT化、全国340ヵ所での受験が可能に

PR TIMES より


記事の要約

  • IT検証技術者認定試験が2025年春期からCBT方式に移行
  • 全国340ヵ所での受験が可能に、試験期間も10日間に拡大
  • アシスタント・テスタークラスにセキュリティ試験を追加

IT検証技術者認定試験のCBT化による受験環境の進化

一般社団法人 IT検証産業協会は、2007年より運営しているIT検証技術者認定試験において、2025年春期試験からCBT方式への移行を発表した。従来は全国7か所程度の指定会場での実施だったが、CBTソリューションズのシステム導入により、全国47都道府県340ヵ所での受験が可能となる体制が整備された。[1]

試験日程においても大幅な改善が実施され、従来の1日限定から10日間の試験期間での受験が可能となり、受験者の利便性が大きく向上することとなった。さらに試験内容の充実も図られ、アシスタントクラスとテスタークラスの試験にセキュリティに関する問題が新たに追加されることが決定している。

IT検証技術者認定試験は5つの試験クラスで構成され、アシスタントクラスはIBTでの24時間受験が可能となり、テスター、デザイナー、アーキテクトの各クラスはCBTでの受験形式となった。エバンジェリストクラスについては、従来通り論文審査による認定が継続されることが確認されている。

IT検証技術者認定試験の実施概要まとめ

クラス 受験方式 試験期間 試験会場
アシスタント IBT 2025年5月31日~2026年3月31日 自宅やオフィス
テスター CBT 2025年5月31日~6月9日 全国340ヵ所
デザイナー CBT 2025年5月31日~6月9日 全国340ヵ所
アーキテクト CBT 2025年5月31日~6月9日 全国340ヵ所
エバンジェリスト 論文審査 事前審査後に申請 -
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CBTについて

CBTとは「Computer Based Testing」の略称で、コンピュータを使用して実施される試験方式のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 試験会場でコンピュータを使用して受験が可能
  • 試験結果の即時採点や集計が可能
  • 受験者の都合に合わせた柔軟な日程選択が可能

IT検証技術者認定試験では、CBTの導入により全国340ヵ所での受験が可能となり、受験者の利便性が大幅に向上することとなった。従来の紙ベースの試験と比較して、採点の効率化や結果通知の迅速化なども期待できる技術として注目されている。

IT検証技術者認定試験のCBT化に関する考察

IT検証技術者認定試験のCBT化は、受験者の地理的・時間的制約を大幅に軽減する画期的な取り組みとなっている。全国340ヵ所での受験体制の整備により、地方在住者の受験機会が格段に増加し、IT検証技術者の裾野拡大に大きく貢献することが期待できるだろう。

今後の課題として、CBTシステムの安定性確保や不正防止対策の徹底が重要となってくる。特にIBT方式で実施されるアシスタントクラスについては、自宅やオフィスでの受験となるため、本人確認や不正防止の仕組みをより強化する必要があるだろう。

IT検証技術者認定試験へのセキュリティ試験の追加は、近年のサイバーセキュリティ重要性の高まりを反映した適切な判断である。今後は、AIやクラウドなど、さらなる技術トレンドに対応した試験内容の拡充も期待したい。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「IT検証技術者認定試験、2025年春期試験よりCBT化スタート! | 一般社団法人 IT検証産業協会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000034646.html, (参照 25-03-14).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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