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東芝デジタルソリューションズがMeister Apps現場作業見える化パッケージの新版を発表、作業員の安全性と生産性の向上を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 東芝デジタルソリューションズが作業見える化パッケージの新版を発表
  • 高所作業の見守り機能と屋外作業の自動記録機能を追加
  • 現場改善支援サービスを有償オプションとして提供開始

東芝デジタルソリューションズが作業員の安全性と生産性を向上させる新ソリューションを発表

東芝デジタルソリューションズ株式会社は2025年3月24日、作業員の活動状況を見える化し作業改善と生産性向上を実現するソリューション「Meister Apps 現場作業見える化パッケージ」の新バージョンの提供を開始すると発表した。東芝インフラシステムズ株式会社が開発したリストバンド型センサ「MULiSiTEN RMS200」を新たに採用することで、高所作業などの危険な場所での作業を見守る機能が追加された。[1]

新バージョンでは位置記録機能が大幅に強化されており、従来のビーコンを使用した屋内での作業記録に加えてリストバンド型センサに内蔵されたGPSによって屋外での作業場所と作業時間を自動記録することが可能になった。スマート通知機能によって作業場所の温度上昇を検知して休憩や水分補給を作業員に促すなど、現場で発生するさまざまな変化をリアルタイムに把握できるようになっている。

さらに性能面でも大幅な向上が図られており、位置データと状態データについて同時に100名分のデータをリアルタイムに処理することが可能になった。動作データと発話データについては同時に20名分のデータをリアルタイムに処理できるようになり、より多くの作業員の状況を効率的に管理できるようになっている。

Meister Apps 現場作業見える化パッケージの新機能まとめ

項目 詳細
見守り機能 暑さストレスレベルに加え、高所作業・落下検知データの収集が可能
位置記録機能 ビーコンによる屋内記録とGPSによる屋外記録に対応
スマート通知機能 温度上昇検知による休憩促進など、リアルタイム通知が可能
処理能力 位置・状態データは100名分、動作・発話データは20名分を同時処理
オプションサービス 現場改善活動を支援する有償コンサルテーションサービスを提供

リストバンド型センサについて

リストバンド型センサとは、作業員が手首に装着して使用するウェアラブルデバイスのことで、様々なセンサーを内蔵している装置である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • GPSやビーコンによる位置情報の取得と記録が可能
  • 暑さストレスレベルや脈拍などのバイタルデータを測定
  • 作業者の腕の動きから行動を推定するAI分析に対応

MULiSiTEN RMS200は東芝インフラシステムズが開発した最新のリストバンド型センサで、従来の機能に加えて高所作業時の危険検知機能を搭載している。屋内外での作業記録の自動化や作業員の体調管理、安全確保など、現場の生産性向上と作業員の安全確保に貢献する機能を備えている。

参考サイト

  1. ^ TOSHIBA. 「見守り機能を強化した「Meister Apps™ 現場作業見える化パッケージ」の新バージョンを提供開始 ~高所など危険な場所での作業を見守り、現場力向上をサポート~ | 東芝」. https://www.global.toshiba/jp/news/digitalsolution/2025/03/news-20250324-01.html, (参照 25-03-27).
  2. 4656

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