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公開：2025-03-17

グッドバトンが札幌市の病児保育施設にあずかるこちゃんを導入、スマートフォンから予約可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 札幌市全7施設で病児保育予約サービスを開始
• スマホから空き状況確認と予約が可能に
• 保護者と施設の利便性向上を実現

札幌市での病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」の導入

株式会社グッドバトンは北海道札幌市から委託を受ける7施設すべての病児保育室において、2025年4月1日より病児保育予約サービス「あずかるこちゃん病児保育」の導入を開始することを2025年3月14日に発表した。このサービスの導入により、市内全7か所の病児・病後児保育室での空き状況確認とスマートフォンからの予約申込が可能になり、保護者と施設双方の利便性が大きく向上する。^[1]

札幌市の病児・病後児保育サービスでは、保護者による毎年の事前登録書郵送や朝8時から夕方18時までの電話での空き状況確認が必要であり、利用手続きの煩雑さが長年の課題となっていた。施設側も紙と電話での受付対応に追われ、当日キャンセルによる空き枠の有効活用が困難であり、受け入れ効率の低下を招いていた。

札幌市は今回のサービス導入について、保護者と施設の課題を解決できる使いやすいサービスであることと、他都市での豊富な導入実績を評価している。現在このサービスは296施設、24自治体で導入されており、登録児童数は183,548人、累計予約数は636,417件を突破している。

あずかるこちゃん病児保育サービスの概要

あずかるこちゃんの詳細はこちら

病児保育について

病児保育とは、病気やけがで保育所や幼稚園に通えない子どもを、専門のスタッフが一時的に保育するサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 医療機関や専門施設での一時的な保育サービス
• 看護師や保育士による専門的なケア提供
• 働く保護者の就労支援に貢献

2018年の調査では、全国の就労女性の88%が病児保育の利用経験がなく、75%が病児保育について詳しく知らないという結果が出ている。手続きの煩雑さが利用を遠ざける要因となっており、予約システムのデジタル化による利便性向上が重要な課題となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「北海道札幌市で病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」が導入開始 | 株式会社グッドバトンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000033823.html, (参照 25-03-17).

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